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スクリプトVer1とタグイベントを組み合わせて発生条件を定義する
タグイベントでは定義しきれないような複雑な条件でイベントを発生させたい場合には、スクリプトVer1アクションとの組み合わせによって実現する事ができます。
具体的には、判定結果を格納する判定用のタグを専用で1つ用意しておき、条件の判定をスクリプトVer1によって行い、判定結果を判定用タグに代入します。そのタグがTRUEの時にタグイベントを発生させるようにします。
例)「U01.F01.T02」が50以上100以下の範囲に入ったら
U01.F01.T01 = U01.F01.T02 > 50 And U01.F01.T02 < 100 |
例)「U01.F01.T02」と「U01.F01.T03」の平均値が100を超えたら
U01.F01.T01 = (U01.F01.T02 + U01.F01.T03 ) / 2 > 100 |
この場合、条件比較を行うスクリプトVer1アクションの呼び出しは、それ用に作成した定周期イベント又は定刻イベントで定期的に計算を行うようにします。または、計算の右辺で使用されているタグを元にタグイベントを作成し、各タグの値が変化した時にイベントが発生するようにしておき、評価に用いるタグが変化する都度スクリプトVer1が実行されるようにします。
通常、上例のような判定用タグは、仮想デバイスもしくはメモリデバイスで作成します。メモリデバイスの数値タグでは小数点を扱う事もできます。 |
スクリプトVer1アクションについては「スクリプトVer1」を参照してください。 |