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二重化の生存確認
メイン、サブの両Panel Serverは、二重化用通信ラインによってお互いの生存確認を常時行います。この生存確認処理は、TCP/IPベースの弊社独自プロトコルによって行われます。具体的には、定期的に生存確認の問い合わせを行い、応答が無かった場合、相手が何かしらの原因により停止したものと判断します。
平常時、サブ側のPanel Serverは待機状態となっており、PLCとの通信や各種アクションなどの処理はメイン側のPanel Serverが行います。サブのPanel ServerからメインのPanel Serverの生存が確認できなかった場合に、それまで待機していたサブのPanel Serverは自動的にメインとして昇格し、PLCとの通信、その他のアクション処理などを開始します。
二重化通信ライン
二重化処理を行うための通信ラインとして「二重化用通信ライン1」「二重化用通信ライン2」の二系統まで設定する事ができます。通信ラインを二系統使用して冗長化することにより、二重化処理の信頼性を高めることが出来ます。
二重化用通信ラインを二系統使用する場合の推奨構成は、複数のLANカードを用いたネットワーク構成です。この構成では、各通信ラインが異なるLANカードを使用するように設定します。常用の通信経路(PLCとの通信やPanel ServerとPanel Browser間での通信)と二重化処理用の通信経路を、それぞれ別々のLANカードが使用されるように設定する事により、信頼性の高い二重化構成を構築する事ができます。
基本設定
Redundancy(二重化)インターフェースの基本設定では、以下の項目を設定することができます。
インターフェース仕様 |
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基本設定 |
▪二重化用通信ライン1 ▪二重化用通信ライン2 |
Redundancyインターフェースのシステムタグ
Redundancyインターフェースには、システムタグが用意されています。
システムタグの詳細についてはAppendixの「システムタグ」を参照してください。