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注意事項
各CPU共通
CPUや各種通信ユニットの設定方法については、それぞれCPUやユニットのマニュアルを参照してください。「I/O番号」設定時は、対象となるユニットの先頭入出力番号の「16分の1」の値を設定してください。「高度な設定」の「タイムアウト」の指定は、以下のバージョン以降のドライバパッケージから対応可能であり、これ以前のバージョンのドライバでは、ドライバ側で15秒固定として処理されます。
SW3DNF-MNET10:00A以降
SW3NNF-MNET10:00A以降
なお、この設定は1000の倍数(つまり、秒単位)で指定してください(下3桁は切り捨てて処理されます)。
また、15000~360000は設定値が有効となり、0~14999は15000として、360001以上は360000として処理されます。
QシリーズQモード
対象局にEthernetユニットを取り付けて他局アクセスする場合、「対象局側ユニットのネットワーク番号」「対象局側ユニットの局番号」には、Ethernetユニットのパラメータ設定で指定した値を設定してください。
Ethernetユニット経由で他局アクセスする場合は、Ethernetユニットに「MELSECNET/10ルーチング情報」を設定してください。また、そのとき「MELSECNET/10ルーチング方式」は、「自動応答」以外の方式(IPアドレス算出方式・テーブル変換方式・併用方式のいずれか)を指定してください。
接続局にQnAシリーズCPUを接続し、Ethernet経由で他局アクセスする場合は、パソコンのMELSECNET/10ボードに、以下のルーチングパラメータ設定が必要です。
転送先ネットワークNo. |
対象局のEthernetユニットのネットワーク番号 |
中継先ネットワークNo. |
接続局のMELSECNET/10ユニットのネットワーク番号 |
中継先局番号 |
接続局のMELSECNET/10ユニットの局番号 |
「アクセス対象CPU」で「マルチCPU - 管理CPU」を選択した場合、再度設定画面を開いたときに「シングルCPU」が選択されていますが、これは両者の内部設定値が同一のために発生する現象で、動作には問題ありません。
QnAシリーズ
対象局にEthernetユニットを取り付けて他局アクセスする場合、「対象局側ユニットのネットワーク番号」「対象局側ユニットの局番号」には、Ethernetユニットのパラメータ設定で指定した値を設定してください。
Ethernetユニット経由で他局アクセスする場合は、Ethernetユニットに「MELSECNET/10ルーチング情報」を設定してください。また、そのとき「MELSECNET/10ルーチング方式」は、「自動応答」以外の方式(IPアドレス算出方式・テーブル変換方式・併用方式のいずれか)を指定してください。
接続局にQnAシリーズCPUを接続し、Ethernet経由で他局アクセスする場合は、パソコンのMELSECNET/10ボードに、以下のルーチングパラメータ設定が必要です。
転送先ネットワークNo. |
対象局のEthernetユニットのネットワーク番号 |
中継先ネットワークNo. |
接続局のMELSECNET/10ユニットのネットワーク番号 |
中継先局番号 |
接続局のMELSECNET/10ユニットの局番号 |
MELSECNET/10ボード
特にありません。