不定値と空値

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不定値と空値

不定値(#N/A#)と空値(#NOTHING#)について

不定値(値がなにも設定されていない状態)や空値(要素数0の状態)は以下のように表現されます。

 

 


 

不定値

 

不定値(値がなにも入っていない状態)の状態です。不定値は#N/A#で表現します。

 

例1)

var a = #N/A#;		// 要素数1で値が不定値。
var b = (a == #N/A#);	// Tになる

 

例2)

var a = c(123, #N/A#, 567);	// 要素数3でa[1]が不定値。
var b = (a == #N/A#);		// c(F,T,F)になる

 

hint

不定値とは、言い換えると箱はあるが箱になにも入っていない状態です。

 

例)

var a = c(123, #N/A#, 567);

 

c_script_0001

 

 


 

空値

 

全要素数が0の状態です。空値は#NOTHING#で表現します。

以下のようなケースで空値の状態になります。

 

例)

var a = c(12, 23, 34);
var b = a[a < 10];	// 10より小さい要素が1つもないため、要素数0の状態になる。
if (b == #NOTHING#)
{
	// 空値の時の処理
	...
}

 

hint

空値とは、言い換えると箱そのものが無い状態です。

 

例)

var a = #NOTHING#;

 

c_script_0002