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スクリプト中にコメントを書きたい場合は「//」を先頭に書きその後にコメントを書きます。

 

// コメント

function XXX(a, b)

{

// コメント

 …

//コメント

 a = a + 1;        //コメント

 b = b + 1;        //コメント

}

 

複数行のコメントを書きたい場合、以下のようにします。

 

// コメント1

// コメント2

// コメント3

 

 

また、「/*」と「*/」キーワードで囲むと、その間はすべてコメントとして認識されます。

 

/*  コメント1

    コメント2

    コメント3 */

 

hint

コメントの構文はC言語にほぼ準拠しています。

 

 

デバッグでコメントを利用する

コメントはデバックの際にもよく使われます。スクリプトを部分的にコメントアウトすることにより、処理の一部分を一時的に実行させないようにすることができます。

 

例1)処理のコメントアウト

 

event OnMouseUp(button)
{
var vals = this.GetVal(g_tags);
	parent.Label1.Text = vals[0];
//	parent.Label2.Text = vals[1];
//	parent.Label3.Text = vals[2]; 
}

 

上例では、「parent.Label2.Text = vals[1];」と「parent.Label3.Text = vals[2];」の2行をコメントアウトしています。これにより、コメントアウトした2行だけが実行されなくなります。

 

例2)イベント丸ごとをコメントアウト

 

以下のようにコメントを指定することにより、OnMouseUpイベント全体がコメントアウトされます。

 

/*
event OnMouseUp(button)
{
	var vals = this.GetVal(g_tags);
	parent.Label1.Text = vals[0];
	parent.Label2.Text = vals[1];
	parent.Label3.Text = vals[2]; 
}*/

 

これにより、OnMouseUpイベントは存在しなくなります。