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タグの配列について
標準PLCでは「高度な設定」タブの「配列にする」にチェックを入れると、タグが配列として扱われます。
配列タグとして設定を行うと、連続したエリアをまとめて扱うことができます。
例えば、PLCのアドレス「D00001」の数値タグで、配列数を1000と指定した場合、「D00001」から「D01000」までの1000個の配列として扱えます。
■OPC OPCの配列型(VT_ARRAY)に対応しています。接続するOPCクライアントが配列のデータ型に対応しているか否かを確認し、対応しているものであれば、連続したエリアに対して1つのタグで一括して通信を行うことができます。
■DDE ExcelでVBAを用いて通信する場合、最大32個の配列として扱えます。詳しくは「インターフェース編」を参照ください。
■IPLinkクライアントActiveX IPLinkクライアントではReadVal/ WriteValなどで配列を扱うことができます。詳しくは「インターフェース編」を参照ください。
■FA-Panel GetVal/ ReadVal/ WriteVal/ ReadRefresh/ WriteRefreshなどのメソッドで配列を扱うことができます。配列を使用すると、スクリプト(SC2)から大量のデータを高速に読み書きできます。 |
Panel Serverで配列タグを定義した場合、ReadVal/WriteValメソッドによりスクリプト(SC2)から配列タグを一括で読み書きすることが可能です。但し、配列タグの各要素(例えば100個の配列の3番目のみ)に対して直接スクリプトでアクセスすることはできません。また、バインドは配列タグに対応されていません。 スクリプトやバインドによる配列タグの各要素への読み書きが必要な場合は、配列タグは利用せず、読み書きが必要なアドレス毎にタグを定義して下さい。 |