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システムプロパティとは
タグのシステムプロパティとは「ユニット」「フォルダ」「タグ」が標準で必ず持つプロパティです。システムプロパティは以下の書式で通常のタグと同じようにアクセスすることができます。
▪ユニットの場合
(ユニット名)!(プロパティ名)
▪フォルダの場合
(ユニット名).(フォルダ名)!(プロパティ名)
▪タグの場合
(ユニット名).(フォルダ名).(タグ名)!(プロパティ名)
システムプロパティの使用例
例えば以下の「Alive」プロパティはPLCの生存状態を表します。
U01!Alive
以下は、Aliveプロパティの値をタグモニタ上で確認する手順です。
1.ユニット、フォルダ、タグを適当に作成する
2.画面下部のアウトプットビューの以下位置で右クリックし、「挿入」を選択し、「タグモニタ」を追加する
3.オンラインにした後、「U01.F01.T01」及び「U01!Alive」をセルに入力する
4.PLCの電源をON/OFFすることにより、U01!Aliveの値がTRUE/FALSEに変化することを確認する
スクリプトでシステムプロパティを使用する
スクリプトでシステムプロパティを扱う場合、通常のタグと同じように扱うことが出来ます。
例)U01のAliveをラベルコントロールに表示する場合
var vTag = "U01!Alive"; event OnInitialize() { this.AddTag(vTag); this.ReadRefresh(vTag, "device"); } event OnTagValueChanged(tagname,value) { if (tagname == vTag) { if (value) { this.Text = "U01接続_OK"; } else { this.Text = "U01接続_NG"; } } }
スクリプトからシステムプロパティにアクセスしたい場合は、まず、通常のタグと同じようにAddTagを行います。 その後、通常のタグにアクセスする方法と同様に、システムプロパティをタグとして読み書きすることが出来ます •値を読み込みたい場合:ReadVal/GetVal など •値を書き込みたい場合:WriteVal など
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バインドでシステムプロパティを使用する
バインドでシステムプロパティを扱う場合、通常のタグと同じように扱うことが出来ます。
但し、システムプロパティに含まれる「!」はバインドの禁則文字に該当するため、以下のようにシングルクォーテーションで囲む必要がある点に注意してください。