コンボボックスコントロール

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コンボボックスコントロール


コンボボックスコントロール (ComboBox)

 

 

コンボボックスはテキストのリストから選択が可能なエディットボックスです。

 

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コンボボックスの基本機能

 

コンボボックスはエディットボックスとリストボックスの機能を組み合わせたコントロールです。エディットボックスの右側にあるボタンを押すと、リストボックスが開きます。リストボックスから1行選択するとそのテキストの内容がエディットボックスにコピーされます。

 

1)通常の状態

 

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2)リストボックスを開いた状態

 

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コンボボックスタイプ

 

コンボボックスは以下の2種類あります。

 

・ドロップダウンコンボボックス

・ドロップダウンリストコンボボックス

 

これらはComboTypeプロパティで選択します。ドロップダウンコンボボックスは、テキストを直接入力できますが、ドロップダウンリストコンボボックスはテキストを入力できません。

両方ともテキストリストからの選択が可能です。以下はそれぞれのタイプで設定したサンプルです。

 

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テキストリストについて

 

コンボボックスコントロールへテキストリスト(テキストの一覧)を設定する方法は以下の3つです。

 

1)TextListプロパティにあらかじめ設定しておく。

2)AddTextメソッドを用いて1行ずつ追加していく。

3)SetTextListメソッドを用いてまとめて設定する。

 

上手順はリストボックスと同じです。詳しくはリストボックスを参照下さい。

 


hint

コンボボックスはリストボックスとエディットボックスの機能を組み合わせたコントロールです。コンボボックスはリストボックスコントロールと同じメソッドが利用できます。


 

 

 

テキストリストの選択について

 

リストボックスコントロールは、複数行のテキスト一覧から1つを選択することができます。選択された行はエディットボックスにコピーされます。

 

1)オペレータが行の選択を変更すると、OnSelectChangedイベントが呼び出されます。以下のサンプルでは、OnSelectChangedイベントを用いて、現在選択されている行のインデックスとテキストをエディットボックスへ表示しています。

 

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event OnSelectChanged(index,text)
{
 parent.Label.Text = text;
}

 

 

2)現在選択されている行のインデックス(0から始まる行番号)はSelectIndexプロパティで取得できます。SelectIndexに出力バインド(例 OUT : $D0)することにより、現在選択されているインデックスがタグにリアルタイムに出力されます。以下のサンプルでは、SelectIndexプロパティに$D0タグをバインドしています。一番上の行を選択すると、$D0は0になります。次の行へ移動するごとに、$D0の値が1,2,3…になります。

 

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3)SelectIndexプロパティに入力バインド(例 IN : $D0)することにより、タグの値に従って、選択行をリアルタイムに変更させることができます。

 

4)現在選択されている行の内容(テキスト)の取得には、Textプロパティを利用します。