ユーザーダイアログの階層

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ユーザーダイアログの階層

ユーザーダイアログの階層について

ダイアログ関連のメソッドは共通メソッドとして提供されています。例えば、「this.OpenDialog(...)」や「parent.OpenDialog(...)」のようにオブジェクトのメソッドとして実行することも、「::OpenDialog(...)」のようにルートのメソッドとして実行することもできます。いずれの呼び出し方でもダイアログはフォームの裏には隠れませんが、複数のダイアログを同時に表示した場合、両者には階層表示の動作に違いがあります。

 

 

■フォームのメソッドとして実行した場合

 

「this.OpenDialog(...)」のようにフォームのメソッドとしてダイアログを表示すると、表示されたダイアログは呼び出し元のオブジェクトよりも必ず前面になるように表示されます。

 

尚、表示されたダイアログのフォームから、さらに「this.OpenDialog(...)」のように別のダイアログを表示しても、後に表示したダイアログは先に表示したダイアログより前面に表示され、呼び出し元のダイアログをクリックしたとしても、裏に隠れません。

 

 

■ルートのメソッドとして実行した場合

 

「::OpenDialog(...)」のようにルートのメソッドとして複数のダイアログを表示させた場合には、各ダイアログは同一の階層にあるものとして位置付けられます。

 

従って、複数のダイアログをマウスで自由に前後させることができます。