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フォームの名称について
フォームの名称は、同一クライアント内の同一フォルダ内において、一意の名称とする必要があります。
もしも、同一フォルダ内に同じ名前のフォームが混在した場合、OpenFormメソッド等で重複したフォーム名を指定すると、先に検出された側のフォームが表示されます。重複したフォームの内、どのフォームが表示されるかの動作は保証されません。尚、重複したフォームの名称がある状態でクライアント設定ファイルを保存したとしても、エラーメッセージ等は特に表示されません(※但し、国際化対応のためにフォームのLocaleLanguageプロパティが適切に設定されている場合は、同一フォルダ内に同じ名称のフォームが混在してもかまいません。詳細は以下のヒントを参照ください)。
尚、複数のフォルダに分けてフォームを格納している場合においては、OpenFormメソッドなどの引数に、フォルダ名とフォーム名をピリオドで区切って指定することで、指定したフォルダ内のフォームを特定して表示することができます。フォルダ間でフォームの名称が重複していたとしても目的のフォームを表示することができます。
(OpenFormの記述例)
event OnMouseUp(button) { ::OpenForm("Folder02.Form01"); }
Ver6以降では、OpenFormメソッド等のパラメータにフォルダ名を含めて指定することができるようになりました。 |
Ver6以降、同一のフォーム名であってもフォルダを分けて管理することが可能となりました。フォルダ名を指定してフォームを開く方法については、「フォーム名とビュー名について」の記述を参照してください。 |
国際化対応のためのプロパティとして、ルートおよびフォームに「LocaleLanguage」プロパティが用意されています。各国語対応を行う場合に、同一のフォーム名のフォームを用意して各フォームのLocaleLanguageに目的のロケールを設定しておくと、OpenFormメソッドなどによる画面呼び出しが行われた際に、ルートのLocaleLanguageの設定と同じロケールが設定されたフォームが自動選択されて表示されます。
尚、LocaleLanguageが設定されたフォームは、Panel Editorのツリーでは以下のように[ja]などのようなロケールIDが付与されて表示されます。
国際化対応に関する詳細については、「ロケール」を参照してください。
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フォームとフォルダの関係
フォームは、かならずフォルダの下に作成する必要があります。
ワークスーペースからクライアントのツリーを開くと、必ず1つ以上のフォルダがあり、フォームはいずれかのフォルダの下に作成されます。
フォルダの名称は、同一クライアント内で必ず一意の名称とし、重複しない名前である必要があります。
また、フォルダの階層は1階層のみです。フォルダの下にさらにフォルダを作成することはできません。
フォルダ単位で複数のフォームをまとめてコピーすることができます。例えば、複数のPanel Editorを起動した状態で、Panel Editor間でフォームをコピーする場合などに、フォルダ単位でまとめて処理することができます。 |