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複数のクライアント設定ファイルによる構築(AddResourceFileメソッド)
クライアント設定ファイルは複数に分けて開発することができます。
構築の方法としては、メインとなるクライアント設定ファイルのスクリプトから「AddResourceFile」メソッドを呼び出すことで、他のクライアント設定ファイルをインポートすることができます。インポートを行うと、インポートした設定ファイル側に存在するフォームやオブジェクトを、自身の設定ファイル内に存在する他のオブジェクトと全く同じように自由に呼び出して利用することができます。
具体的には以下のようなコードによりインポートを行うことができます。
■他のクライアント設定ファイルのインポート
event OnInitialize() { ::AddResourceFile("Client2.xml"); }
インポートは通常、rootのOnInitializeイベントなどから行います。上スクリプトで使用されているルートメソッド「AddResourceFile」メソッドの引数にクライアント設定ファイル名を渡して呼び出すと、指定されたクライアント設定ファイルがインポートされます。この例では「Client2.xml」がインポートされます。
rootオブジェクトは全体で1つしか存在できません。AddResourceFileメソッドを利用して他クライアント設定ファイルをインポートした場合、ベースとなるクライアント設定ファイルのrootオブジェクトのみが存在します。インポートされたクライアント設定ファイルのrootオブジェクトに関数や変数などを定義していた場合は、インポート時に無効化されます。 |
インポートはいくつでも行うことが可能であり、複数のクライアント設定ファイルをインポートするこができます。但し、インポート元の各設定ファイルで同一フォルダ名かつ同一フォーム名のフォームが重複しないように実装されている必要があります。 |