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列/行プロパティを指定する方法
列/行プロパティにより、例えば、列の幅やデータ型、行の高さなどを一括で簡単に設定することができます。
また、列/行プロパティには、フィルタ機能(サーチフィルタ、フィールドフィルタ、ソートフィルタ)の検索対象とするか否かを設定するためのプロパティが用意されています(EnableSearchFilter / EnableFieldFilter / EnableSortFilter)。フィルタ機能を利用する場合には、必要に応じてこれらのプロパティを設定するようにしてください。
各列ごと(または各行ごと)の列/行プロパティを設定する場合は、以下のメソッドを利用します。
・・・ 列プロパティを設定します。 |
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・・・ 行プロパティを設定します。 |
以下は、列/行プロパティを設定したスクリプトの記述例です。
this.Rows = 3; this.Cols = 5; // 列幅、データタイプの設定 this.SetColProperty( 0,"Width",c(160, 100, 100, 60, 120)); this.SetColProperty( 0,"DataType",c("datetime", "string", "string", "number" ,"string")); // データの設定 this.SetRowData(-1, c("datetime", "data1", "data2", "data3", "data4"), F); this.SetTableData( c( c( "2019/5/22 10:35:20", "2019/5/22 11:23:20", "2019/5/22 13:50:14"), c( "data1_1", "data1_2", "data1_3"), c( "data2_1", "data2_2", "data2_3"), c( 123, 456, 789), c( "data3_1", "data3_2", "data3_3") ), 0, 0, F );
■解説
1) |
表示するグリッド数(行数、列数)を指定 this.Rows = 3; this.Cols = 5;
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2) |
セルプロパティを設定 this.SetColProperty( 0,"Width",c(160, 100, 100, 60, 120)); this.SetColProperty( 0,"DataType",c("datetime", "string", "string", "number" ,"string"));
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3) |
ヘッダ、および各セルへデータを設定 this.SetRowData(-1, c("datetime", "data1", "data2", "data3", "data4"), F); this.SetTableData( c( c( "2019/5/22 10:35:20", "2019/5/22 11:23:20", "2019/5/22 13:50:14"), c( "data1_1", "data1_2", "data1_3"), c( "data2_1", "data2_2", "data2_3"), c( 123, 456, 789), c( "data3_1", "data3_2", "data3_3") ), 0, 0, F );
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上記の例では、SetColPropertyメソッドの列プロパティ「Width」を指定して列幅を変更していますが、この処理は SetColWidthメソッドで以下のように記述しても同じ結果となります。
this.SetColWidth( 0, c(160, 100, 100, 60, 120));
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