画面ライブラリを別々のアイテムとして登録する

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > ライブラリ リファレンス > 画面ライブラリ >

画面ライブラリを別々のアイテムとして登録する

画面ライブラリを別々のメニューアイテムとして登録する

画面ライブラリの画面は、同時に複数のメニューアイテムとして別々に登録したり、分割表示に表示することができます。また、画面ライブラリの中には、複数登録されたそれぞれの画面ライブラリの各種設定は個別に分けて管理することができるものがあります。例えば、トレンドグラフがすでにメニューに登録されている状態で、新たに「トレンドグラフ2」としてメニューに追加し、それぞれのペン登録の設定を別々に行うことができます。

 

 

■標準フレームワークのメニューからの呼び出し例

 

以下に、トレンドグラフを例とした設定例を説明します。

 

form0009

 

標準フレームワークの設定画面から、メニュー編集を表示します。

 

左記の例では、トレンドグラフライブラリを選択し、メニュー詳細設定の表示文字列を「トレンドグラフ2」としいます。

 

form0010

 

メニュー詳細設定から「オープン方法の設定」ボタンをクリックすると、以下のダイアログが表示されます。

 

form0011

 

左記の「識別名」に対してシステム全体でユニークとなる任意の名称を指定するとともに、呼び出しパラメータの「ライブラリユニーク名」にユニークな名前を指定してください。尚、識別名とライブラリユニーク名は同じ名称を指定してもかまいません。左記の例では両者とも「Trend2」としています。

 

このように設定することで、元々メインメニューに追加されている「トレンドグラフ」とは別に、「トレンドグラフ2」として独立した別のペン設定で動作させることができます。

 

 

hint

同一の画面ライブラリを異なる識別名で開く際に、ライブラリユニーク名に同じ名称を指定した場合、画面ライブラリの各種設定は共通的に保存されます。例えば、トレンドグラフ画面を複数のメニューアイテムや分割表示から呼び出すように設定し、かつ、ライブラリユニーク名には同じ名称を付与した場合、トレンドグラフのペン設定は共通の設定として動作します。

 

hint

オープンパラメータに「ライブラリユニーク名」が用意されていない画面ライブラリについては、全体で共通の設定によって動作します(例:稼働監視など)。