IE11以前のバージョンを利用する場合

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IE11以前のバージョンを利用する場合

サンプルのダウンロード

このページで紹介されている設定例には、サンプルが用意されています。

 

サンプルは以下からダウンロードすることができます。

 

 

IE11以前のバージョンを利用する場合

IE11以前のバージョンを使用する場合、クライアントのファイルに本ページで説明する設定を行う必要があります。

 

設定内容を要約すると、作成中の監視画面とは別にフレーム用の画面を別途作成し、フレーム用画面にウェブブラウザコントロールを張り付けて、ウェブブラウザコントロールを介して監視画面を呼び出すようにする必要があります。

 

 

attention

本ページで説明する設定を行わなかった場合、エディットボックスコントロールに入力ができないなどの問題が発生する場合があります。一方で、本項の設定を行う事により、以下の現象が発生します。

 

IE のタブで異なるページを表示することができない

ブラウザの位置を移動させた場合、ウェブブラウザコントロールが移動に追従できず取り残される場合がある(残像が残る)

 

上記の問題を避けたい場合は、本ページで紹介した方法を使用せずに、IEのバージョンを11以降にするか、IE以外のブラウザを使用する方法があります。IE以外のブラウザを使用する場合は、ActiveXの使用が可能な、IEと互換性のあるブラウザである必要があります。

 

 

 

設定手順は以下のとおりです。

 

以下の記述では、作成中のクライアント画面を監視用画面(dialog.xml)として説明します。

 

1.作成中のクライアント画面について、セットアップ機能によりHTMLファイル(dialog.html)を作成します。
 
ope_0036

 

2.上記とは別に、新規にフレーム用画面(frame.xml)を作成します。フレーム用画面の起動フォーム(ここでは、Form01)に、ウェブブラウザコントロールを張り付けます。
 
ope_0037

 

3.ウェブブラウザコントロールにスクリプトを記述します。
 
ope_0038
 
スクリプト内容

event OnInitialize()
{
   /////////////////////////////////////////////
   // カスタマイズ部分(環境に合わせてURLを変更して下さい)

   this.Navigate ("http://localhost/Sample/dialog.html");
   /////////////////////////////////////////////
}

 

上記の記述では、Navigateプロパティに対して、1で作成した監視用画面のhtmlを表示するようにします(URLは実際に接続するURLを指定してください。この例では、dialog.htmlを指定しています)。

 

4.セットアップ機能によりHTMLファイル(frame.html)を作成します。
 

5.IEから、4でセットアップしたHTMLファイル(frame.html)を表示させます。