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概要
稼働監視の基準日とは、日の開始時間および月の開始日の設定の事を指します。
この設定は、各画面に表示される時間や回数などの各種集計データの集計処理に影響します。
基準日の設定を変更するには、以下の手順に従って行ってください。
手順1)稼働監視用サマリアクションのサマリマスタを編集する
稼働監視のアプリケーションを実行する前に、サマリマスタファイルの設定を変更する必要があります。
手順2)稼働監視のシステム設定ファイルを編集する
稼働監視のシステム設定ファイル(systeminfo.cfg)をテキストエディタで編集し、基準日のパラメータを変更してください。
すでに稼働監視システムを稼働させた後に基準日を変更する場合、基準日を変更する以前の集計データがサマリアクションによって既に作成されているため、稼働監視の各画面上に表示される過去の集計値は、設定変更前の基準日に従った集計結果が表示される動作となります。 |
基準日の変更手順
手順1)稼働監視用サマリアクションのサマリマスタの編集
稼働監視のアプリケーションを実行する前に、サマリマスタファイルの設定を変更する必要があります。
サマリマスタはテキスト形式のファイルであり、メモ帳などのテキストエディタで自由に編集することができます。
稼働監視用サマリアクション「MachineStatus.Summary」のサマリマスタは以下に格納されています。
(プロジェクトフォルダ)\server\machinestatus\summary\master.txt
サマリマスタをテキストエディタで開き、以下の部分を変更してください。
この設定例は、月の開始日を10日、日の開始時刻を午前8時30分に設定した例です。
1.[MIN1::DAY]セクションの編集
[MIN1::DAY]セクションにSummaryOffsetの設定を追加し、日の開始時刻(分)を定義します。
([MIN1::DAY]セクションの編集例)
[MIN1::DAY] SummaryUnit=1HOUR SummaryOffset=30 SummaryType=[SummaryType2] SummaryParam=[SummaryParam2] CalculationType=[SummaryType1] TimeRangeType=TYPE1 DecimalNum=[DecimalNum1] CsvFileName=DB\DAY\SMR_DAY_.csv CsvFileUnit=DAY ・・・ |
2.[DAY::MONTH]セクションの編集
[DAY::MONTH]セクションにSummaryOffsetの設定を追加し、日の開始時刻(時)を定義します。
同じく、ReportOffsetの設定を追加し、月の開始日のオフセット値を定義します。
([DAY::MONTH]セクションの編集例)
[DAY::MONTH] SummaryUnit=1DAY SummaryOffset=8 ReportOffset=9 SummaryType=[SummaryType2] SummaryParam=[SummaryParam2] CalculationType=[SummaryType1] DecimalNum=[DecimalNum1] CsvFileName=DB\MONTH\SMR_MONTH_.csv CsvFileUnit=MONTH ・・・ |
※ReportOffsetにはオフセットしたい日数を指定するため、10ではなく、9を指定して下さい(すなわち、1日 + 9 = 10日となる)。
サマリマスタに関する詳細は「サマリマスタについて」に記述されています。 |
手順2)稼働監視のシステム設定ファイルを編集する
稼働監視のシステム設定ファイル「systeminfo.cfg」をテキストエディタで開き、基準日のパラメータを変更してください。
稼働監視のシステム設定ファイルは以下に格納されています。
(プロジェクトフォルダ)\server\config\machinestatus\systeminfo.cfg
以下は、メモ帳で開いた例です。デフォルト設定は以下の状態となっています。
(デフォルト設定)
以下は、月の開始日を10日、開始時刻を午前8時30分に設定した例です。
•START_DAYに「10」を設定。
•START_HOURに「8」を設定。
•START_MINUTEに「30」を設定。
(変更例)