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ボタンによるフォーム呼び出し
標準プロジェクトに追加した独自フォームは、フォーム上に配置したボタンから呼び出すこともできます。ボタンからフォームを呼び出す方法としては、部品ライブラリの画面呼び出しボタン部品を使う方法と、ボタンコントロールを使用してスクリプトから呼び出す方法があります。サイドメニューやフルメニューを使用せずにクラシックなメニューを作成した場合もこの方法で画面の呼び出し処理を実装することができます。
以下に、それぞれの方法について説明します。
■部品ライブラリの画面呼び出しボタンを利用する
部品ライブラリには、フォームを呼び出すための部品が用意されています。
ライブラリタブから「基本部品」「ファンクションボタン」と絞り込み、「OpenForm」と表記されているボタンの部品(fncOpenForm)を選びます。
呼び出し元フォームに、上記の部品を配置します。
画面呼び出しボタン部品のプロパティダイアログを開き、「対象フォーム」(_TargetFormカスタムプロパティ)に、呼び出し先のフォーム名を指定してください。
(画面呼び出しボタンのプロパティダイアログ)
部品ライブラリの利用方法については「部品ライブラリの利用」の記述を参照してください。 |
■ボタンコントロールの利用
ボタンコントロールを使用して、スクリプトによりフォームを呼び出す処理を記述する方法もあります。
呼び出し元フォームにボタンコントロールを張り付け、スクリプトを開きます。
スクリプトエディタから、OnMouseUpイベントを追加し、以下のようなコードを記述してください。
event OnMouseUp(button) { ::OpenViewForm("viewMain","Form01"); }
処理記述のポイント:
•OpenViewFormルートメソッドを使用する(OpenFormではない)。
•第一引数に「viewMain」を指定する。
•第二引数に、呼び出し先フォームのフォーム名を指定する。
標準フレームワークでは、メイン表示エリアの表示に「ビューコントロール」が使用されれているため、スクリプトによるフォームの切り替えには、OpenFormメソッドではなくOpenViewFormメソッドを使用します。ボタンコントロールやビューコントロールの仕様、OpenFormやOpenViewFormメソッドに関する詳細については、「コントロールリファレンス」を参照してください。 |