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ビデオプレイヤーとは
ビデオプレイヤーとは、ネットワークカメラや動画ファイルなどの映像をフォームに埋め込んで表示するための機能です。
(ネットワークカメラの表示例)
ビデオプレイヤー機能は、部品ライブラリのビデオプレイヤー部品として提供されている機能です。フォーム上に部品を貼り付けて設定を行うことで、ネットワークカメラや動画ファイルなどの動画をフォームに埋め込んで再生することができます。
(Panel Editor/ライブラリタブ/部品ライブラリの選択)
(フォームに貼り付けられたビデオプレイヤー部品)
ビデオプレイヤーの設定は、ビデオプレイヤー部品のプロパティ設定ダイアログから行います。この設定はPanel Editorから対象の部品をダブルクリックする事で表示できます。又は、当該部品のプロパティページから直接編集してもかまいません。
(プロパティ設定ダイアログの表示例)
カメラ種別と再生方法について
ビデオプレイヤーの重要な設定項目に、「カメラ種別」と「再生方法」があります。
■カメラ種別
カメラ種別とは接続するカメラ、あるいは動画ファイルなどを定義する設定です。ネットワークカメラとの接続のほか、様々な動画や画像を参照して表示することができます。
カメラ種別 |
内容 |
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ネットワークカメラ
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ネットワークカメラの場合に指定します。「MJPEG」または「H.264」の画像圧縮方式のネットワークカメラに接続して、カメラの映像をビデオプレイヤー上で表示することができます。ネットワークカメラと接続する場合は、カメラURLの設定に接続先のURLを指定します。 |
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動画ファイル
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動画ファイルを指定してビデオプレイヤー上で再生することができます。動画ファイルを再生する場合は、カメラURLの設定にファイルのパス名を指定します。
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画像ファイル
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画像ファイルを選択すると、ビデオプレイヤー上に画像データを表示することができます。使用できる画像フォーマットは、「JPEG形式」「GIF形式」「BMP形式」「PNG形式」です。但し、「GIF形式」のアニメーションには対応していません。画像ファイルを表示する場合は、カメラURLの設定にファイルのパス名を指定します。 |
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ネカ録
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ネットワークカメラ用録画・配信サーバ「ネカ録」と接続し、ネカ録に接続されたカメラの映像を表示したり、ネカ録上に保存された録画データをビデオプレイヤー上で再生したりすることができます。
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■再生方法
動画の再生方法を定義する設定です。ネットワークカメラ又はネカ録の場合は「OpenCV」固定となります。動画ファイルの再生では「OpenCV」と「DirectShow」のいずれかを選択することができます。
再生方法 |
説明 |
OpenCV(音声なし) |
動画ファイルの再生及びネットワークカメラの閲覧(MJPEG/H.264)が可能です。処理が軽いのが特徴で、複数のビデオプレイヤーを並べて同時に表示させることができます。ただし、音声には対応していません。 |
DirectShow(音声あり) |
動画ファイルの再生で使用することができます。DirectShowは音声に対応しており、機器のガイダンスや操作マニュアルなどのような、音声を必要とする動画ファイルの再生に向いています。但し、DirectShowは処理負荷が高いため、複数のビデオプレイヤーを同時に表示するような画面は構築することはできません。音声の必要がない動画ファイルの再生にはOpenCVを推奨します。 |