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カメラ本体側の設定項目について
一般的なネットワークカメラでは、Webブラウザ経由などでカメラ本体にログインして各種設定値を変更することができます。
ビデオレコーダーやプレイヤーでカメラと接続する際には、カメラ本体の設定を適切にチューニングしてください。
以下は、代表的な設定項目です。
設定項目 |
説明 |
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動画圧縮方式
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本機能から接続可能なカメラの圧縮方式は、「MJPEG」と「H.264」です。尚、圧縮方式を選択できる機種の場合、「MJPEG」の使用を推奨します。「H.264」も使用可能ですが、動作の速い設備などを被写体とする場面では、MJPEGの方が高品質な画像を得られる場合があります。
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フレームレート(fps)
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カメラ本体のフレームレート設定です。ビデオレコーダー側で高品質な録画(高fpsでの録画)を行いたい場合は、カメラ本体のフレームレートも高めに設定する必要があります(20~30fps程度)。一方で、録画の品質が低くてもかまわない場合や(低fpsでの録画)、同時に多数のネットワークカメラを接続してライブ映像を表示したいような場合は、フレームレートを低く設定する方向で調整してください。例えば、同時に30台のカメラを接続するような場合は、fps値を「5」以下に下げる必要があります。
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解像度
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カメラの機種により、画像の解像度の設定が用意されている場合があります。VGA(640*480ピクセル)、SVGA(800*600ピクセル)、XGA(1024*768ピクセル)などの中から選択することができます。
解像度が高いほどデータ量が多くなり、録画や閲覧の負荷が高くなります。全体の負荷を下げたい場合は、低解像度に設定することも検討してください。
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画質
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カメラの機種により、動画圧縮の画質を設定できる場合があります。高品質/普通/低品質、などの中から選択したり、いくつかのレベル値(例えば、10段階など)で画質の高低を指定できたりと、設定方法は機種により異なります。
画質が高いほどデータ量が多くなり、録画や閲覧の負荷が高くなります。全体の負荷を下げたい場合は、画質を下げる方向でチューニングすることも検討してください。
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