水平(垂直)スクロールバーコントロール

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水平(垂直)スクロールバーコントロール


水平スクロールバーコントロール (HorizontalScrollBar)/垂直スクロールバーコントロール (VerticalScrollBar)

 

 

スクロールバーは、バー上のボタンを移動させることにより、最大値と最小値の範囲内で値を変化させることができます。

 

cr_0059

 

 

スクロールバーの設定

 

値の範囲の設定はMax(最大値)/Min(最小値)プロパティで行います。

トラッカー(スクロールバー上で移動可能な四角のボタン)が一番左側にあるとき、Valueプロパティは最小値になります。

一番右側にあるときは、Valueプロパティは最大値になります。左右のスクロールボタン(矢印ボタン)を押すとValueプロパティの値が増減します。

その際の増減量はSmallChangeプロパティで設定します。また、バーの部分(スクロールバーのボタン以外の部分)を押すと、同様に値が増減します。

増減量はLargeChangeプロパティで設定します。

 

 

 

タグのバインド

 

Valueプロパティに数値タグを出力バインドすることにより、オペレータはアナログ値の増減が行えるようになります。

以下のサンプルでは、中央の青色の四角をスクロールバーで移動させています。

横スクロールバーはX座標($D0、縦スクロールはY座標($D1)をそれぞれ出力バインドしています。

そして、青色の四角のLeftプロパティにX座標($D0、TopプロパティにY座標($D1)をそれぞれ入力バインドしています。

 

cr_0060

 

 

 

イベント

 

Valueが変化すると、OnValueChangedイベントが発生します。以下のサンプルでは、このイベントを利用して現在値を表示させています。

 

cr_0061

 

 

 

// 横スクロールのイベント
event OnValueChanged(value)
{
 parent.LabelX.Text = "x:" & ::CStr(value);
}

// 縦スクロールのイベント
event OnValueChanged(value)
{
 parent.LabelY.Text =  "y:" & ::CStr(value);
}