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接続例について
本ドライバの接続設定例については以下を参照してください。
対象機種など  | 
説明  | 
アレンブラッドリLogix-5550シリーズとの接続設定例です。 
  | 
※その他の対応機種との接続については、上記を参考に設定してください。
デバイス一覧
対応するデバイスは以下のとおりです(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい)。
データタイプ  | 
Read max  | 
Write max  | 
|
Bit  | 
BOOLEAN  | 
1  | 
1  | 
Bit array (32bit)  | 
BOOLEAN ARRAY(32bit chunks)  | 
123 (123*32=3936bit)  | 
58 (58*32=1856bit)  | 
8 bit integer  | 
SINT  | 
1  | 
1  | 
8 bit integer array  | 
SINT ARRAY  | 
492  | 
232  | 
16 bit integer  | 
INT  | 
1  | 
1  | 
16 bit integer array  | 
INT ARRAY  | 
246  | 
116  | 
32 bit integer  | 
DINT  | 
1  | 
1  | 
32 bit integer array  | 
DINT ARRAY  | 
123  | 
58  | 
32 bit float  | 
REAL  | 
1  | 
1  | 
32 bit float array  | 
REAL ARRAY  | 
123  | 
58  | 
String  | 
STRING  | 
1  | 
1  | 
String array  | 
STRING ARRAY  | 
5  | 
2  | 
タグの設定について
アレンブラッドリ社PLCは三菱やオムロンなどのPLCと異なり、タグベースのアドレス体系になっています。設定は以下のタグプロパティダイアログのとおり、アレンブラッドリPLC側のタグ名を設定するだけです。

アイテム名は以下の規則で指定できます。
TAG名(.サイズ) (.データタイプ) TAG名[x] (.サイズ) (.データタイプ) TAG名[x,y] (.サイズ) (.データタイプ) TAG名[x,y,z] (.サイズ) (.データタイプ)  | 
サイズの最大値は上表のRead Max(読込のみのタグの場合)/Write Max(読み書きするタグの場合)で指定された数が上限になります。
例えばREAL型のタグ「DATA[1][2][3]」がPLCに設定されている場合、上画像ダイアログのアイテム名に「DATA[1,0,0]」と指定すると配列の要素を直接指定できます(「DATA」のみだと「DATA[0,0,0]」との通信になります)。
また、末尾にサイズを付加することにより、配列として扱えます。「DATA.100」とすると、「DATA[0,0,0]」から100個分のデータを配列として扱えます。同様に「DATA[1,2,0].100」はDATA[1][2][0]から100タグ分の配列になります。
ただし、サイズの最大値は上表のRead Max/WriteMaxで指定された数が上限になります。
また、Bit型の配列の場合、32bit単位の整数として扱われます。すなわち1サイズが32ビット分になります。0bit目から31bit目まで順番にパックされます。
また、データタイプについては省略できます。省略した場合、初期通信時に、タグのデータ型を自動的に取得し内部で処理されます。ただし、タグが大量にある場合、通信開始時にデータ型を取得するための通信がタグの数だけ発生するため、第1回目の通信が遅くなる可能性があります。その場合、データタイプをそれぞれのタグに指定することにより、データ型を取得するための通信が発生しないため、スムーズに通信を開始できます。
データタイプで指定できる型はBOOLEAN / SINT / INT / DINT / REAL / STRINGです。
例)
TAG01..INT // TAG01.1.INTと同じ意味です。データサイズが1の場合ドットの間の1は省略出来ます。 TAG02..DINT TAG03.[10].5.STRING  | 
また、タグ名にドット「.」が含まれる場合、タグ名をシングルクォーテーションで括って下さい。
例)
例1)'ABC.DEF' // タグ名に「.」が含まれているためシングルクォーテーションで括る 例2)'ABC.DEF'[1].2 // 配列やサイズの指定はシングルクォーテーションの後に指定して下さい。  | 
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ControlLogixの通信ドライバは、PLCに対してPLCタグ名の文字列を用いて通信の問い合わせしているため、タグ名の文字列が長いとそれだけ、1回のパケットでまとめて通信できる量が減ってしまいます。 PLCのタグ名はなるべく短くした方が早く通信できます。 たとえば、1000個のタグを定義する場合、「TAG_ABC_EFG[0]..INT」~「TAG_ABC_EFG_[999]..INT」よりも「T[0]..INT」~「T[999]..INT」の方が、より早く通信ができます。  |