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接続例について
本ドライバの接続設定例については以下を参照してください。
対象機種など  | 
説明  | 
WAGO 750-842との接続設定例です。 
  | 
※その他の対応機種との接続については、上記を参考に設定してください。
デバイス一覧
対応するデバイスは以下のとおりです(デバイス一覧の見方については、こちらを参照下さい)。
デバイス  | 
キーワード  | 
先頭アドレス  | 
説明  | 
単位  | 
読み  | 
書き  | 
コイル(0x)  | 
C  | 
000001  | 
10進数  | 
ビット  | 
○  | 
○  | 
入力ステータス(1x)  | 
I  | 
100001  | 
10進数  | 
ビット  | 
○  | 
×  | 
入力レジスタ(3x)  | 
IR  | 
300001  | 
10進数  | 
ワード  | 
○  | 
×  | 
保持レジスタ(4x)  | 
HR  | 
400001  | 
10進数  | 
ワード  | 
○  | 
●  | 
また、IOカードの構成により、入出力デバイスが上表アドレスにマッピングされます。
デバイス  | 
アドレス  | 
データ型  | 
内容  | 
コイル  | 
000001~  | 
ビット  | 
接点出力(DO)  | 
入力ステータス  | 
100001~  | 
ビット  | 
接点出力(DI)  | 
入力レジスタ  | 
300001~  | 
整数  | 
アナログ入力(AI)  | 
保持レジスタ  | 
400001~  | 
整数  | 
アナログ出力(AO)  | 
412289~424576  | 
整数  | 
内部メモリ(%MW0~%MW12287)  | 
接続機器の設定方法
WAGOのイーサネットバスカプラおよびイーサネットプログラマブルバスコントローラーのうち、ユニットにWEBベース管理システム(WBM)が内蔵されているタイプの機種については、WBMの設定画面からIPアドレスなどの設定を行うことができます。Internet ExplorerなどのWEBブラウザから対象ユニットのIPアドレスを指定することによりWBMを表示することができます。ユニットにデフォルトとして設定されているIPアドレス、ログインユーザー、パスワードなどの詳細情報については、WAGOの製品マニュアルを参照してください。
また、イーサネットバスカプラのうち、WBMに対応されていない機種のIPアドレスを変更するためには、WAGO社により提供されている「WAGO BootP Server」ツールにより行う必要があります(750-341、750-841、750-342、750-842など)。このソフトウェアはフリーウェアとして公開されており、ワゴジャパンのホームページからダウンロードできます。詳しくはワゴジャパンのホームページ上の資料「WAGO BootP Server取扱説明書」を参照してください。
機種別アドレス仕様(書き込み禁止領域)
各機種のアクセス可能アドレス領域は機種により異なるため注意が必要です。各機種のアクセス可能アドレス領域の詳細については、対象機種に付属する製品マニュアルのModbusレジスタマッピング仕様を参照してください。
なお、機種により上位からの書込みを行うべきでないアドレス領域があります。当該領域への書込みを行った場合の動作は保証されません。
 
書込み禁止領域
機種  | 
データ種別  | 
弊社指定Address  | 
下位側Address  | 
750-341 750-841 750-842 750-871  | 
コイル  | 
012289~013816  | 
12288~13815  | 
保持レジスタ  | 
424577~425341  | 
24576~25340  | 
|
750-352 750-880 750-881  | 
コイル  | 
032769~034296  | 
32768~34295  | 
保持レジスタ  | 
424577~425341  | 
24576~25340  | 
異なるアドレス領域にまたがったアクセス時の注意点
ワゴのユニットにアクセスする際、異なるアドレス領域のModbusアドレスを指すタグを同一のフォルダ内に定義した場合、通信エラーとなる場合があります。異なるアドレス領域をまたいでアクセスを行う場合には、アクセス対象とするアドレス領域毎にフォルダを分けてタグの登録を行うようにしてください。
例)750-881の場合
•実出力領域(1)・・300513~300768 →U01.F01. の下に作成する
•PFC入力領域・・・300769~301024 →U01.F02. の下に作成する
※上例は「F01」と「F02」に分けて登録した例です。