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ファイルをオープンする。
構文
Open(
dest,
fileName
[,bNewfile = F]
[,bDoubleQuotation = F]
[,sepeartor = ","]
[,flushCount = 1]
)
パラメータ
dest
型:
文字
"client" 固定。
ファイルパス。ファイル名に日時書式を含めることができる。また、フォルダを指定することもできる。詳しくは解説へ。
bNewfile
ブール
TRUE - 新しいファイルを作成し上書きする
FALSE - ファイルに追加書き込みを行う
bDoubleQuotation
TRUE - データにダブルクォーテーションを付ける
FALSE - ダブルクォーテーションを付けない
sepeartor
Write呼び出し時利用される、データの区切り文字。
flushCount
数値
指定した数だけのレコードを保存したときに、HDDへキャッシュメモリから物理的に書き込みの指示を行う。
0の時、フラッシュを行わない。
1の時、毎レコード書き込み指示を行う。
それ以上の時、指定した数のレコードを書き込んだときに、フラッシュを行う。
HDDの寿命を長くしたい場合、はこの数値を上げてください(特に高速書き込み時)。
この数値を上げると、キャッシュメモリからHDDへ確定されるのが遅れるため、リアルタイムにテキストファイルを見ることができません。
戻り値
ファイルハンドルを返す。
0の時はファイルのオープンに失敗。
ファイルをオープンします。ファイルハンドルはWriteやFlushなどのメソッド呼び出しの時使用します。
Openメソッドを複数回呼び出して、複数のファイルを同時にオープンすることができます。(ファイルハンドルはそれぞれのファイル毎に異なる値を返します。)
FileNameを以下のようにすることにより、ファイル名に日付を付加したり、フォルダを複数階層指定することができます。
日時書式についてはAppendix「日時書式」を参照して下さい。
例1)"c:\log.txt"
Cドライブ直下にlog.txtを作成し、書き込みを行います。
例2)"log%Y%m%d.txt"
カレントフォルダに日付つきのファイル(log20050101.txt)を作成し、書き込みを行います。
例3)"log%Y%m\log%Y%m%d.txt"
カレントフォルダに月ごとにフォルダ(log200501)を自動作成し、日付つきのファイル(log20050101.txt)に書き込みを行います。
例4)"%Y\%m\log%d.txt"
カレントフォルダに年毎のフォルダ(2005)と月ごとのフォルダ(01)を自動作成し、日付つきのファイル(log01.txt)に書き込みを行います。
参照
Open
Close
CloseAll
Write
Flush