日付/時刻フォーマット

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日付/時刻フォーマット

 

 

hint

本頁で解説する日付/時刻フォーマットは、サーバのアクションで使用するフォーマットの仕様であり、Panel Browser側で使用される日時書式とは仕様が異なります。Panel Browser側の日時書式については、Appendixの「日時書式」を参照してください。

尚、サマリアクションのサマリマスタの集計ログセクションに定義するReportTitleDateFormatについては、本頁の日付時刻フォーマットとは別に、日時書式(フリー書式)を指定することができます。フリー書式の詳細については、Appendixの「日時書式(フリー書式)」を参照してください。

 

 

 

日付フォーマット

日付フォーマットとは、ファイル名やフォルダ名、データベースのフィールド名などに日付や時刻を付加して、動的な名称指定を可能とする便利な機能です。この機能により、開発時に設定する固定名称としてのみならず、例えば処理対象日付のフォルダ名を指定する、などの処理が可能になります。

 

 

■ファイル名として

■フォルダ名として

c_action_0229

c_action_0230

■名前として(データベースのフィールド名など)


c_action_0231

 

 

まず、「ファイル名」「フォルダ名」「名前」の欄に名前を指定します。単純に固定の名前を指定したいのであれば、「日付を付加する」のチェックを外します。名前に日付を付加したい場合は「日付を付加する」をチェックし、「日付フォーマット」及び「相対時刻」を指定します。すると、名前の末尾に日付や時刻が自動的に付加されます。ファイル名やフォルダ名の場合は、拡張子(例えば.txtなど)の前に日付や時刻が付加されます。「相対時刻」は現在を基準として、いつの時刻や日時なのかを「相対時刻フォーマット」で指定します。相対時刻フォーマットについては、「相対時刻フォーマット」を参照下さい。

 

「日付フォーマット」は以下のように指定することができます。

 

例)

%Y%m%d

20160101

%Y%m%d%H%M%S

20160101000000

%Y_%m_%d

2016_01_01

%Y_%m_%d_%H_%_M_%S

2016_01_01_00_00_00

 

 

フォーマット

解説

%Y

4 桁で表す西暦 (0100~9999)

%y

2 桁で表す西暦の下 2 桁 (00~99)

%#y

先頭に 0 がつかない西暦の下 2 桁 (0~99)

%m

2 桁で表す月 (01~12)

%d

2 桁で表す日 (01~31)

%p、%#p

午前/午後を表す、AM/PM

%I

2 桁で表す 12 時間表記の時間 (01~12)

%H

2 桁で表す 24 時間表記の時間 (00~23)

%M

2 桁で表す分 (00~59)

%S

2 桁で表す秒 (00~59)

 

 

相対時刻フォーマット

相対時刻フォーマットとは現在の時刻を起点として、1日後や1時間後などのように相対的に指定する方法です。

 

例)現在が「2016/01/15 12:12:12」(金曜)の場合

now

現在を指します。

「2016/01/14 12:12:12」

now-1d

現在-1日を指します。

「2016/01/14 12:12:12」

now+1d

現在+1日を指します。

「2016/01/16 12:12:12」

now-1mo

現在-1ヶ月を指します。

「2015/12/15 12:12:12」

month

今月の頭を指します。

「2016/01/01 00:00:00」

month-1d

先月の末日を指します。

「2015/12/31 00:00:00」

month-1d+9h

先月の末日の朝9時を指します。

「2015/12/31 09:00:00」

day-1d

昨日を指します。

「2016/01/14 00:00:00」

day+8h+30m

今日の8時30分を指します。

「2016/01/15 08:30:00」

week+2d

今週の火曜日を指します。

「2016/01/12 00:00:00」

 

相対時刻のフォーマットは以下のようになります。

 

基準時刻[+時間間隔] [-時間間隔]…

 

上のフォーマットの基準時刻の部分には以下の基準時刻が指定できます。

 

基準時刻

解説

現在が「2016/06/15 12:12:12」(水曜)とすると

now

現在

2016/06/15 12:12:12

year

今年

2016/01/01 00:00:00

month

今月

2016/06/01 00:00:00

week

今週

2016/06/12 00:00:00

day

今日

2016/06/15 00:00:00

hour

今の時刻(時まで有効)

2016/06/15 12:00:00

minute

今の時刻(分まで有効)

2016/06/15 12:12:00

 

時間間隔の前には「+」か「-」及び数値を必ずつけます。「+」であれば未来へ、「-」であれば過去になります。例えば「+10m」であれば基準時刻から10分後を指します。

 

時間間隔

解説

y

d

mo

w

h

m

s

 

 

attention

現在が31日の場合、NOWに対して月の引き算を含めた相対時刻(例 NOW-1MO等)を使用できません。理由は、31日の1ヶ月前が30日までしかない月の場合、該当する日が存在しないためエラーが発生しますので注意してください。