ルートログセクション

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > サーバ作成ガイド > アクション編 > アクションリファレンス > サマリアクション(ロギング/集計/日報) > サマリアクションの設定ファイルとフォルダ構成 > サマリマスタ >

ルートログセクション

ルートログセクション プロパティ一覧

ログ機能関連

パラメータ名

(デフォルト値)

対象

必須

解説

DaysOfHoldingData

(-1)

CSV/ODBC

 

ルートログのデータ保持日数。

設定値

内容

-1

共通プロパティセクションのDaysOfHoldingDataパラメータの設定に従う

0

永久保持

1以上

保持する日数

 

<設定例>1年分保持の場合

DaysOfHoldingData =365

 

TagFieldMaster

(指定無し)

CSV/ODBC

必須

タグフィールドマスターファイルのパス。サマリフォルダからの相対パスで指定します。

 

<設定例>

TagFieldMaster=fieldmaster_tag.csv

 

TagFieldIndex

(指定無し)

CSV/ODBC

必須

タグフィールドインデックスファイルのパス。サマリフォルダからの相対パスで指定します。

 

<設定例>

TagFieldIndex=DB\index_tag.txt

 

CalculationFieldMaster

(指定無し)

CSV/ODBC

 

計算フィールドマスターファイルのパス。サマリフォルダからの相対パスで指定します。

 

<設定例>

CalculationFieldMaster=fieldmaster_calculation.csv

 

CalculationFieldIndex

(指定無し)

CSV/ODBC

 

計算フィールドインデックスファイルのパス。サマリフォルダからの相対パスで指定します。

 

<設定例>

CalculationFieldIndex=DB\index_calculation.txt

 

TimeRangeType

(TYPE1)

CSV/ODBC

 

どの時間範囲で保存するかのタイプ。タグフィールドマスタ及び計算フィールドマスタにTermOfValidityを指定した場合の時間の範囲のタイプに影響します。詳しくは、共通プロパティセクションの「TermOfValidityDefinition」を参照して下さい。

設定値

内容

TYPE1

今回正時(今回正時を含む)から次正時(次正時を除く)まで

TYPE2

今回正時(今回正時を除く)から次正時(次正時を含む)まで

 

<設定例>

TimeRangeType=TYPE2

 

InvalidValue

(指定無し)

CSV/ODBC

 

無効値です。無効値を設定すると、実際の値と無効値が一致した場合、無効値としてログされます。何も設定しないと、どんな値でもログに保存します。

 

<設定例>

InvalidValue=999999

 

CsvFileName

(指定無し)

CSV

必須

ログを保存するCSVファイル名。実際のファイル名はCsvFileUnitの設定に従い末尾に日付が付加されます。サマリフォルダからの相対パスで指定します。また、他のルートログや集計ログと同じフォルダを指定しないで下さい。

 

<設定例>

CsvFileName=DB\RAW\SMR_RAW_.csv

 

CsvFileUnit

(DAY)

CSV

 

ファイルの保存単位を指定します。

設定値

内容

DAY

日単位でファイルを作成し保存していきます。

MONTH

月単位でファイルを作成し保存していきます。

YEAR

年単位でファイルを作成し保存していきます。

 

<設定例>

CsvFileUnit=DAY

 

hint

DAYを選択すると、ファイル名に「YYYYMMDD」が付加されます。同様にMONTHを選択すると「YYYYMM」が、YEARを選択すると「YYYY」がファイル名に付加されます。

 

CsvFileMaxFields

(0)

CSV

 

1ファイルあたりの最大タグフィールド数を指定します。

設定値

内容

0

タグフィールド数によりファイルを自動分割しない

1以上

タグの数が指定した最大タグフィールド数を超えた場合、自動的にファイルを分割

 

hint

<設定例>

CsvFileName=DB\RAW\SMR_RAW_.csv

CsvFileMaxFields=255

上例の場合、タグフィールドマスターファイルに保存されたタグフィールドの数が例えば1000個の場合、4つのファイルに分割され以下のファイル名で保存されます。

最初の255個

:SMR_RAW_0_20100101.csv

次の255個

:SMR_RAW_1_20100101.csv

次の255個

:SMR_RAW_2_20100101.csv

残りの235個

:SMR_RAW_3_20100101.csv

 

CSVファイルの実際のフィールド数は時刻フィールドが追加されるため、上例の個数に1プラスした値になります。

ファイル名の後に、分割されたファイルのインデックスが自動的に付加されます。CsvFileMaxFieldsを指定しないと、インデックス番号はファイル名に付加されません(つまりSMR_RAW_20100101.csvとなる)。

集計ログではCsvFileMaxFieldsは指定しません。集計ログの最大タグフィールド数は親となるルートログの指定に従います。

 

CsvFileFlushCount

(1)

CSV

 

CSVファイルのフラッシュ設定。

設定値

内容

0

フラッシュのタイミングは、OSやハードウェアの仕様に依存して書込

1以上

指定したレコード数毎にハードディスクの物理領域に書込

 

OdbcTable

(指定無し)

ODBC

必須

ルートログを保存するODBCデータベースのテーブル名。

 

<設定例>

OdbcTable=RAW

 

OdbcMaxFields

(0)

ODBC

 

1テーブルあたりの最大タグフィールド数を指定します。

設定値

内容

0

タグフィールド数によりテーブルを自動分割しない

1以上

タグの数が指定した最大タグフィールド数を超えた場合、自動的にテーブルを分割

 

hint

<設定例>

OdbcTable=RAW

OdbcMaxFields=500

上例の場合、タグフィールドマスターファイルに保存されたタグフィールドの数が例えば1000個の場合、4つのファイルに分割され以下のファイル名で保存されます。

最初の500個

:RAW0

残りの500個

:RAW1

 

実際のテーブル内のフィールド数は時刻フィールドが追加されるため、上例の個数に1プラスした値になります。

テーブル名の後に、分割されたファイルのインデックスが自動的に付加されます。OdbcMaxFieldsを指定しないと、インデックス番号はテーブル名に付加されません(つまり「RAW」というテーブルに保存される)。

集計ログではOdbcMaxFieldsは指定しません。集計ログの最大タグフィールド数は親となるルートログの指定に従います。

 

 

ルートログセクションの設定例

例)CSVファイルへ保存する場合の最小設定

[RAW]

TagFieldMaster=fieldmaster_tag.csv

TagFieldIndex=DB\index_tag.txt

CsvFileName=DB\LOG01\LOG.csv

CsvFileMaxFields=1000

 

例)ODBCデータベース(Microsoft SQL Server)へ保存する場合の最小設定

[RAW]

TagFieldMaster=fieldmaster_tag.csv

TagFieldIndex=DB\index_tag.txt

OdbcTable=RAW

OdbcMaxFields=500

 

例)計算フィールドを使用する場合の追加項目

[RAW]

  ・・・

CalculationFieldMaster=fieldmaster_calculation.csv

CalculationFieldIndex=DB\index_calculation.txt

  ・・・