稼働監視の負荷を減らす

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稼働監視の負荷を減らす

稼働監視のロギング周期を遅くする

稼働監視のロギング周期は、標準で1秒周期として設定されています。この設定は最大30秒まで伸ばすことができます。

 

このロギング処理の周期は、Panel Serverに登録されている以下の定刻イベントによって定義されています。

 

p_machinestatusmonitor_0321

 

Event/MachineStatus/Summary/LOG

 

 

設定を変更するには、上記の定刻イベント「LOG」のプロパティを表示し、以下の部分を変更してください。

 

(定刻イベントの設定ダイアログ)

p_machinestatusmonitor_0322

 

例えば、ロギング周期を2秒に変更したい場合は、左記の「1」を「2」にしてください。

 

 

 

 

attention

稼働監視のロギング周期を変更する場合は、以下の点に注意してください。

 

稼働状況の収集設定で定義されている各種状態が、ロギング周期よりも早く変化する可能性がある場合、状態を取りこぼす可能性があります。例えば、ロギング周期を5秒に設定した場合に、運転、停止などの状態変化がそれよりも早く発生した場合、変化を検出することができません。このような場合は、下位側で信号の保持時間をロギング周期よりも長く設定する等、配慮が必要となります。

稼働監視の各種時間の集計は、ロギング周期の単位で算出されます。例えば、ロギング周期を5秒に変更した場合、実際に運転が行われた時間が5秒未満であっても、5秒単位の時間として集計が行われます。