レポートの先頭区切り時刻を変更する

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レポートの先頭区切り時刻を変更する

レポートの先頭区切り時刻を変更する

画面ライブラリの日報画面(レポート画面)の初期設定では、標準で、日報は0時~23時(1時~24時)、月報は1日から月末、年報は1月~12月をレポートの表示単位としていますが、この仕様は設定により変更する事ができます。例えば朝8時から翌朝7時までの区切りで日報を作成するなど、先頭区切時刻を変更することができます。

 

先頭区切り時刻を変更するには、以下の2つのプロパティの設定を変更します。

 

プロパティ名

解説

SummaryOffset

集計時間のオフセット。SummaryUnitで指定した各集計単位より下の単位でずらしたい時間を指定する。

 

ReportOffset

レポート表示にて表示開始時刻(日時)を変更したい時に指定する。例えば日報で8を指定すると、8時から翌7時までの表示となる。

 

 

 

例)日報で8時を先頭区切り時刻にした場合

[RAW::DAY]

SummaryUnit=1HOUR

ReportOffset =8

...

[DAY::MONTH]

SummaryUnit=1DAY

SummaryOffset=8

...

※上例は0時~23時表記での8時です。1時~24時表記の場合9時になります。

 

例)月報で10日を先頭区切り時刻にした場合

[DAY::MONTH]

SummaryUnit=1DAY

ReportOffset =9

...

[MONTH::YEAR]

SummaryUnit=1MONTH

SummaryOffset=9

...

※オフセットを指定するため、10ではなく、9を指定して下さい(すなわち、1日 + 9 = 10日)。

 

例)年報で4月を先頭区切り時刻にした場合

[MONTH::YEAR]

SummaryUnit=1MONTH

ReportOffset =3

...

※オフセットを指定するため、4ではなく、3を指定して下さい(すなわち、1月 + 3 = 4月)。

※年報の場合、集計のオフセット(SummaryOffset)の設定は必要ありません。

 

 

hint

SummaryOffset とReportOffsetを別々に設定できることにより、集計のオフセットとレポート表示のオフセットをお互い依存しない形で設定することが可能となっています。