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録画データファイルのサイズの目安
ビデオレコーダーによって生成される録画データは、MP4形式の動画ファイルとして保存されます。録画データのファイルサイズは、録画するフレームレート(fps)やカメラの画像解像度などにより異なり、fpsが高いほどファイルのサイズも大きくなります。
以下は、生成されるデータファイルのサイズの目安です。
動作環境:
•カメラの圧縮方式 ・・・MJPEG
•画像解像度 ・・・SVGA(800*600ピクセル)
•カメラの画質 ・・・普通(※「高」「中」「低」のうち「中」を選択)
•ファイル分割単位 ・・・5分
録画フレームレート |
1ファイルあたりのサイズの目安 |
1fps |
約3~6MB |
2fps |
約5~8MB |
5fps |
約6~10MB |
10fps |
約8~20MB |
20fps |
約13~38MB |
24fps |
約25~40MB |
上記はあくまでも目安であり、サイズの上限を保証するものではありません。実際に保存される録画ファイルのサイズは、被写体の動きの有無(頻繁に動く被写体ほどサイズが大きくなる)、照明の明暗が変化する頻度などにより異なります。また、カメラの画質を下げることにより、保存されるファイルのサイズを抑えることもできます。本件の関連コンテンツとして「カメラ本体の設定とチューニングについて」についても参照してください。 |
録画データに必要なディスク容量の目安
上記のファイルサイズの目安は、ファイル分割数を5分とした場合の1ファイルあたりのサイズです。従って、録画処理の5分毎に、上記サイズのファイルが、録画を行うカメラの台数分だけ生成されていく事となります。ここで、ディスク容量を見積もる上での重要なポイントとして、レコーダー登録の設定内容(データの保存場所と転送の有無など)の違いにより、どこにどのようにデータファイルが格納されるのかが異なるという点があります。ディスク容量を見積もる際には、レコーダーの処理方式に応じて適切に算出するようにしてください。
以下は、レコーダー登録の処理方式毎の、ディスク容量の目安です。
算出条件(例):
•カメラの台数 ・・・1台
•カメラの圧縮方式 ・・・MJPEG
•画像解像度 ・・・SVGA(800*600ピクセル)
•カメラの画質 ・・・普通(※「高」「中」「低」のうち「中」を選択)
•ファイル分割単位 ・・・5分
•録画フレームレート ・・・5fps(※安全率を加味し、1ファイルあたり約10MBとして試算)
•メンテナンス設定 ・・・保存期間:365日
•録画処理は24時間フルで行うものとする
処理方式 |
レコーダー登録(例) |
説明 |
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•録画先:サーバ側 •転送:なし •閲覧先:サーバ側 |
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録画先をサーバ側とした場合、直接サーバ側のフォルダに書き込まれる訳ではなく、以下のようなキャッシュを介した処理が行われます。
1.録画処理が実行されるとき、録画データは一旦、レコーダー端末PCのローカルディスクのキャッシュフォルダに書き出されます(クライアント設定ファイルのカレントフォルダの「cache」フォルダ)。 2.ファイル分割単位毎の録画データの書き出しが完了すると、キャッシュ内の録画データは内部的にサーバ側に転送されます。 3.サーバ側に転送された録画データは、Panel Serverの公開フォルダの配下に格納されます。
従って、容量を見積る際には、サーバ側の録画データの他、キャッシュフォルダ内の録画データ分についても同等の容量が必要になります。
1日あたりのファイル数:約288個 1ファイル当たりのサイズ:約10MB ・・・1日あたり約2,880MB(=約2.81GB) 保存期間:365日 ・・・ カメラ1台につき1年間あたり約1,000GB(=約1TB)
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•録画先:ローカル •転送:NASドライブ •閲覧先:NASドライブ |
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録画先をローカル側、転送先をNASとした場合、上記のようなキャッシュは生成されません。
1.録画処理が実行されるとき、録画データは一旦、レコーダー端末PCのローカルディスクに書き出されます。 2.ファイル分割単位毎の録画データの書き出しが完了すると、ローカルの録画データがNASドライブに転送されます。
1日あたりのファイル数:約288個 1ファイル当たりのサイズ:約10MB ・・・1日あたり約2,880MB(=約2.81GB) 保存期間:365日 ・・・ カメラ1台につき1年間あたり約1,000GB(=約1TB)
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上記はあくまでも目安であり、サイズの上限を保証するものではありません。実運用では実際に保存されているデータのサイズとディスクの残容量を定期的にチェックし、ディスクがパンクすることのないように十分に注意してください。 |