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Panelインターフェースとは
Panelインターフェースとは、FA-Serverのクライアントツール「FA-Client」を使用する際に用いられる通信インターフェースです。FA-Clientにはレポート画面やトレンドグラフ画面が用意されており、FA-Serverに接続してログデータや日報集計データを表示することができます。
FA-Clientを使用しない場合は、Panelインターフェースの設定は特に必要ありません。
基本設定
Panelインターフェースの「基本設定」では、以下の項目を設定することができます。
(Panelインターフェース/基本設定タブ)
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ログイン情報の設定
Panelインターフェースの「ログイン情報」では、ユーザ情報やグループ定義などのログイン情報を登録します。FA-ClientからFA-Serverに接続が行われる際には、必ずログインが行われます。このログインが失敗すると接続はキャンセルされ、FA-ClientはFA-Serverから情報を取得することができません。
FA-Clientを使用しない場合は、ログイン情報の設定は必要ありません。FA-Clientを使用する場合の設定方法の詳細については、クライアント設定ガイドの「サーバ設定」を参照してください。
(Panelインターフェース/ログイン情報タブ/ログイン設定)
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Panelインターフェースの「公開フォルダ」では、以下の項目を設定することができます。公開フォルダの設定はFA-Clientを使用する場合に設定します。
詳細については、クライアント設定ガイドの「サーバ設定」を参照してください。
(Panelインターフェース/公開フォルダタブ)
追加、変更ボタンをクリックすると、以下のダイアログが表示されます。
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1台のPC上でFA-ServerとFA-Clientを動作させる場合の注意点
1台のPC上でFA-ServerとFA-Clientを動作させている場合、PCからLANケーブルが切断された事によってFA-ServerとFA-Client間の通信ができなくなる場合があります。この現象は、PCからLANケーブルが切断される事により、Windows OSがもつメディア検出機能により、ネットワークアダプタへ設定されているIPアドレスが、ローカルIPアドレス「127.0.0.1」に自動的に切り替わるために生じます。また、FA-ServerとFA-Client は起動時にネットワークアダプタに設定されているIPアドレスを採用して通信を行うため、運用中にIPアドレスが変わった場合に追従できなくなるためです。
この現象を回避する方法としては、PanelインターフェースのIPアドレスの設定に、通信に使用するIPアドレス(例えば、「192.168.1.1」など)と、ローカルIPアドレス「127.0.0.1」の両方をセミコロンで区切って登録するようにします。
また、FA-Clientのクライアント設定ファイル(FAClient.txt)のPSNodeに、「127.0.0.1」を設定して下さい。
PSNode=127.0.0.1 |