パッケージの構成

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パッケージの構成

アプリケーション構成

FA-Server は、FA-Client、FA-Serverの2つのアプリケーションで構成されます。

 

 

fa_server_icon

FA-Server

 

FA-Serverは、PLCとの通信、データログ、レポートなどの処理を行うためのサーバーアプリケーションです。

 

運用時、FA-Serverは常に実行させておく必要があります。

また、FA-Serverのクライアントアプリケーションである「FA-Client」から接続して、レポート画面、トレンドグラフ画面を表示することができます。FA-Serverに同時に接続できるFA-Clientは、最大で2つまでです。

 

fa_client_icon

FA-Client

 

FA-Clientは、レポート画面、トレンドグラフ画面を表示するためのクライアントアプリケーションです。

 

FA-ClientはFA-Serverに接続することによって、FA-Serverで定義されているヒストリカルデータおよびレポートデータを表示します。

また、FA-Clientから設定画面を表示して、ペン設定やレポートのページ構成の設定を編集することができます。

 

 

 

fas_0001

 

尚、FA-ServerとFA-Clientは、同じPC上で実行することも、別々のPCに分けて実行することもできます。

 

 

hint

VisualBasicなどで開発するアプリケーションからPLCにアクセスしたい場合は、FA-Engineを使用した構成とする事もできます。Ver6以降では、FA-ServerのパッケージにFA-Engineが統合されました。FA-Engineとは、VisualBasicなどの開発環境でPLCのデータを扱うためのActiveX形式のライブラリです。FA-EngineのActiceXライブラリにはPLCとの接続に必要な通信ドライバが内蔵されており、ライブラリ自体が通信を行います。従って、作成するアプリケーション以外に通信用の特別なアプリケーションを実行する必要が無く、アプリケーションからのPLCのデバイス値の読み込み、書き込みが可能です。FA-Engineに関する事項については、FA-Engineのマニュアルを参照してください。