ペン設定ファイルの保存場所
トレンドグラフ画面 及び 比較トレンドグラフ画面のペン設定は、ペン設定ファイルに保存されます。
ペン設定ファイルの保存場所は、デフォルトではサーバ側（Panel Server）に保存されるように設定されています。この機能により、複数のクライアントから同時に接続してトレンドグラフを表示するような場合に、全てのクライアントのペン設定を共有することができます。
一方、ペン設定の保存場所をクライアント側とする事もできます。複数のクライアントでペン設定を別々に使い分けたい場合には、こちらの方法を選択することができます。
ペン設定の保存場所は、以下のプロパティよって定義されています。
（_Trend._Mainフォーム）
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保存位置（_PenFilePosition） SERVER（サーバー）かCLIENT（クライアント）を選択できます。
ローカルパス（_PenLocalPath） 保存フォルダを指定します。標準では「config」が設定されています。
ファイル名（_PenFile） ペン設定ファイルのファイル名です。
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尚、ペン設定ファイルの保存場所は以下のとおりです。
保存位置が「SERVER」の場合
（プロジェクトフォルダ）\server_data\config\trend\trend_peninfo.txt
保存位置が「CLIENT」の場合
（プロジェクトフォルダ）\config\trend_peninfo.txt
ペン設定ファイルを直接編集する
トレンドグラフのペン設定ファイルはテキスト形式のファイルであり、メモ帳などで編集することができます。
通常、ペンの登録はペン設定ダイアログから行いますが、例えば、システムの運用を開始する前にあらかじめペンを登録しておきたいような場合には、ペン設定ファイルを直接編集することで対応できます。
以下は、ペン設定ファイルをメモ帳で開いた状態です。
ペン設定ファイルは以下のフォーマットで記述されています。
[グループ名] タイトル, 単位, 表示色, データタイプ, プロットタイプ, 最小値, 最大値, 表示下限, 表示上限, データソース, 少数桁, サイズ |
表示色はRGB書式で指定します。例えば赤の場合、「#FF0000」となります。
尚、初期表示期間を設定する場合は、グループ名の後ろにカンマ区切りで秒数を指定します。
例えばGroup02の初期表示期間を5分（300秒）としたい場合、以下のように記述します。
[Group02,300]