通信パフォーマンス

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通信パフォーマンス

測定条件

本ページに掲載されている通信パフォーマンスは、以下の条件で測定されたものです。

 

弊社アプリケーションの「更新周期計測機能」を用いて計測する。

PLC上のワードレジスタとの100回分の通信のログをとり、1回あたりの平均通信時間を算出する。

テスト用PCを1台用意し、PLC1台のみと接続する。同時に複数のPLCとは通信させない。

PLC側ではラダーロジック等の制御処理は行わない状態でテストする。

計測時間の単位はミリ秒(ms)とする。

 

また、テスト用のPC環境は以下のとおりです。

 

■テストPC環境

CPU

:Intel(R) Core(TM) i7 CPU K875 @2.93GHz(4Core)

メモリ

:4GB

HDD

:7200rpm

OS

:Widows10 Pro (64bit)

製品リビジョン

:Rev 1

 

 

 

サンプルのダウンロード

このページで紹介されている通信パフォーマンスは、以下のサンプルアプリケーションを使用して計測されたものです。

 

サンプルは以下からダウンロードすることができます。

 

 

hint

弊社ホームページの「通信パフォーマンス」より詳細レポートのダウンロードができます。

 

 

 

通信パフォーマンス

通信パフォーマンスの測定結果は以下のとおりです。

 

■三菱電機 Qシリーズ Ethernet

使用機種        :Q13UDVCPU

通信エリア        :D0000 - D9999

 

・1コネクションの場合

タグ点数(ワード)

ms

10

2

100

3

1000

5

5000

14

10000

28

c_plc_0025

・並列コネクションの場合

タグ点数(ワード)

ms

条件

10000

15

6ポート使用

c_plc_0026

 

 

hint

三菱Qシリーズの1パケットの最大通信サイズは約900ワードです。

PLC毎に900の倍数個のタグを定義することにより、最高のパフォーマンスが得られます。

詳しくはサンプルファイルを参照ください。

 

 

 

■横河電機 

使用機種        : FA-M3V

通信エリア        : D00001 - D10000

 

1.FA-M3 Ethernet 汎用プロトコル(バイナリモード)

・1コネクションの場合

タグ点数(ワード)

ms

10

2

100

3

1000

13

5000

49

10000

115

c_plc_0027

2.FA-M3R Ethernet 高速プロトコル(バイナリモード)

・1コネクションの場合

タグ点数(ワード)

ms

10

2

100

2

1000

5

5000

21

10000

45

c_plc_0028

 

 

hint

FA-M3 Ethernet汎用プロトコルの1パケットの最大通信サイズは64ワードです。

FA-M3R Ethernet高速プロトコルの1パケットの最大通信サイズは汎用の4倍のとなり、256ワードとなります。

 

 

 

■オムロン Ethernet

使用機種        : CJ2M CPU31

通信エリア        : DM00001 - DM10000

 

・1コネクションの場合

タグ点数(ワード)

ms

10

6

100

6

1000

13

5000

44

10000

84

c_plc_0029