接続例【KV-1000】

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接続例【KV-1000】

概要

KV-1000とのRS-232C接続の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

KV-1000

通信ユニット

KV-L20R

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows7 Professional 64Bit

OS

KV STUDIO 6.13

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

ツールで設定

動作モード

リンクモード



ボーレート

19200bps



データビット長

8bits



ストップビット

1bits



パリティ

偶数

パソコン側の設定

ユニット設定

COMM

接続する通信ポート番号



伝送速度

19200bps



バイトサイズ

8bits



ストップビット

1bits



パリティ

偶数


フォルダ及び通信テスト時設定

号機NO

0

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 

PLC側の設定

KV-1000に設定を行います。設定はKV STUDIOなどで行います。

 

1.KV STUDIOを起動して、新規プロジェクトを作成する
 

2.メニューの「モニタ/シミュレータ」-「通信設定」-「通信設定」を開き、PLCと通信ができることを確認する
 

3.ワークスペースのユニット構成内の追加したユニットを選択し、ダブルクリックする
 

4.ユニットエディタから「ファイル」-「PLCからユニット構成呼び出し」を選び、PLCから構成情報を呼び出す
 

5.以下のように設定を行い、「適用」ボタンをおして、ダイアログを閉じる
c_plc_0473

 

設定

設定内容

先頭DM

DM10000(ユニットで使用するDMの先頭番号を設定)

先頭リレー番号(ch単位設定)

R30000(ユニットで使用するリレーの先頭番号を設定)

通信モード

リンクモード

ボーレート

19200bps

データビット長

8ビット

ストップビット

1ビット

パリティ

偶数

 

 

hint

先頭DMなど詳細な設定については、キーエンス「マルチコミュニケーションユニット KV-L20」ユーザーズマニュアルなどを参照してください。

 

 

 

6.メニューの「モニタ/シミュレータ」-「PLC転送」で、プログラム転送ダイアログを表示し、必要項目にチェックをいれた後、パラメータをPLCへ書き込む
c_plc_0467

 

 

attention

パラメータ設定後は、PLCの電源を1度落とすなどして、設定の反映を行う必要があります。リモートリセットがツールから行える場合がありますが、確実に反映させるために、電源を1度落とすことをお勧めします。

 

hint

一部の設定は、RUNモードで転送することができないため、その場合はPROGRAMモードで転送を行ってください。

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する
 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0474
 
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0475
 

4.「通信設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0476
 

設定

設定内容

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200

バイトサイズ

8bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

 

5.USB-RS-232C変換ケーブル等を使用している場合は、通信異常時にCOMポートがロックされる場合があるため、再オープン設定にチェックを入れる
c_plc_0477
 

6.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0478
 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。