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概要
Q6TELのAモードでの接続例です。A6TELを使用する場合は、同等の内容となるため、「Q6TEL」を「A6TEL」に読み替えてください。
使用機種
項目 |
機種等 |
PLC |
AシリーズCPU |
モデムインターフェースユニット |
Q6TEL |
モデム |
汎用モデム(2台) |
※弊社では、モデムにDFML-560E(アイ・オー・データ機器)を使用して動作確認を行いました。
設定詳細
項目 |
設定項目 |
設定例 |
Q6TEL側の設定 |
A6TEL側モデムの初期化 コマンド |
AT&C1Q0V1\N3&D2&K3E1&S0S0=1 |
パスワード |
abcd |
|
パソコン側の設定 |
ポート番号 |
PLCを接続する通信ポート番号 |
パソコン側モデムの初期化コマンド |
xxxxxxx |
|
パスワード |
abcd |
ユニット側の設定
通信ユニット「Q6TEL」に設定を行う必要があります。設定はGPPWなどで行います。
1.Q6TELのディップスイッチ1のみをONにし(他のスイッチはOFF)、Q6TELをPLCへ装着する。また、パソコンとQ6TELをRS-232Cケーブルで接続する
2.GPPWなどを起動して、新規プロジェクトを作成する
3.「ツール」メニューの「TEL機能設定/モデム経由接続」-「TELデータ登録」を選択して、以下のような設定を行う
設定 |
設定内容 |
A6TEL側接続モデム ATコマンド |
AT&C1Q0V1\N3&D2&K3E1&S0S0=1 |
パスワード |
abcd |
4.「A6TEL書込」をクリックして、Q6TELに設定を書き込む
5.モデムの電源を入れ、パソコンとQ6TELを接続しているRS-232Cをはずして、Q6TELとモデムを接続する
Q6TELとモデムの接続には、モデム付属のケーブルを使用してください。
6.Q6TELのディップスイッチ1をOFFにして、Q6TELをリセットする
7.パソコンとモデム(手順5のモデムとは別のモデム)をモデム付属のケーブルで接続する
8.「接続」ダイアログの「TELユニット設定」の、「回線の種類」、「電話番号」、「パスワード」を設定して、接続テストを行う
設定 |
設定内容 |
モデムの初期化コマンド |
モデムを初期化するためのコマンドを指定する |
回線の種類 |
使用する電話回線の種類を指定する 「その他」にはISDN回線等が含まれる |
電話番号 |
アクセスする相手先の電話番号を指定する |
パスワード |
TELユニットに設定したパスワードを指定する |
回線接続待ち時間 |
ダイヤル開始後、つながるまでの待ち時間を指定する ここで指定した時間経過しても、回線がつながらなかった場合は、「タイムアウトエラー」になります。 |