接続例【Qシリーズ】

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接続例【Qシリーズ】

概要

QシリーズとRS-232Cで接続を行う場合の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

Q02CPU

通信ユニット

QJ71C24-R2

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows7 Professional 64Bit

ツール

GX-Developer Ver8.114U

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

ツールで設定

動作設定

独立

データビット

7bits

パリティビット

あり

奇数/偶数パリティ

偶数

ストップビット

1bits

サムチェックコード

あり

RUN中書き込み

許可

設定変更

許可

通信速度

19200bps

交信プロトコル

MCプロトコル(形式1)

局番設定

0

パソコン側の設定

ユニット設定

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200bps

バイトサイズ

7bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

サムチェック

あり

プロトコル

形式1

フォルダ及び通信テスト時設定

局番

0

ネットワーク番号

0

PC番号

FF

要求先ユニットI/O番号

3FF

要求先ユニット局番号

0

自局番号

0

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 

PLC側の設定

「Q02CPU」に設定を行います。設定はGX-Developerなどで行います。

 

1.GX-Developerを起動して、新規プロジェクトを作成する

 

2.メニューの「オンライン」-「接続先指定」を開き、PLCと通信ができることを確認する

 

3.ツリーの「パラメータ」-「PCパラメータ」をダブルクリックして、以下のように「パラメータ設定」ダイアログを表示し、「PCデータ読出」をクリックする
c_plc_0058

 

hint

必要であれば形式及び先頭XYの設定を行ってください。

c_plc_0059

 

4.「スイッチ設定」をクリックして、以下のように設定を行い、「設定終了」をクリックし、すべてのダイアログを閉じる
c_plc_0060

 

hint

スイッチの設定内容等の詳細については、三菱電機「Q対応シリアルコミュニケーションユニット」ユーザーズマニュアル(応用編)を参照してください。

 

 

5.「オンライン」-「PC書込」で、パラメータをPLCへ書き込む
c_plc_0061

 

 

attention

パラメータ設定後は、PLCの電源を1度落とすなどして、設定の反映を行う必要があります。リモートリセットがツールから行える場合がありますが、確実に反映させるために、電源を1度落とすことをお勧めします。

 

 

attention

設定終了ボタンを押さない場合、設定が反映されないため、必ず設定終了ボタンを押した上で、書込を行うようにしてください。

 

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する

 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0062
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0063
 

4.「通信設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0064
 

設定

設定内容

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200

バイトサイズ

7bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

 

5.「その他設定」を開き、以下のように設定を行う
c_plc_0065
 

設定

設定内容

サムチェック

チェックを入れる

プロトコル

形式1

 

6.USB-RS-232C変換ケーブル等を使用している場合は、通信異常時にCOMポートがロックされる場合があるため、再オープン設定にチェックを入れる
c_plc_0068

 

7.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0067
 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。