概要
本編では、モディコンの各機器とのEthernetによる接続について説明します。
対応機種
接続機器対応一覧
接続方式
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シリーズ/機種等
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接続ユニット
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対応ドライバ
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Ethernet
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モディコン社製Modbus/TCP対応機器
TSXシリーズ等
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・ETY PORT
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モディコン-Ethernet
モディコン (Modbus5/6桁)
【接続時使用プロトコル】
Modbus/TCP
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キーエンス社製Modbus/TCP対応機器
NQシリーズ
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・NQ-MP8L相当
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モディコン-Ethernet
モディコン (Modbus6桁)
【接続時使用プロトコル】
Modbus/TCP
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横河電機社製Modbus/TCP対応機器
データアクイジションシステム GM
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・GM10
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モディコン-Ethernet
モディコン (Modbus6桁)
【接続時使用プロトコル】
Modbus/TCP
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設定ダイアログ詳細
Ethernet共通
パソコン側設定
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•パソコンIPアドレス
パソコンのIPアドレスです。自動を選択すると、デフォルトのIPアドレスが設定されます。
•パソコンポート番号
パソコン側のポート番号です。「自動」にすると、空きポートが選択されます。
UDPでなくTCPで通信を行う場合は、自動にします。
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ユニット側設定
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•ユニットIPアドレス
PLCのIPアドレスです。
•ピングテスト
ピングテストを行います。成功した場合は物理的にネットワークが接続されていることを意味します。
•ユニットポート番号
PLCのポート番号です。環境変数を使用することもできます。
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通信詳細
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•待ち時間
PLCからの応答タイムアウト時間です。
•リトライ回数
通信エラー時に設定した回数だけリトライします。
•プロトコル
UDPかTCPを選択します。
Modbus/TCP接続の場合は、必ずTCP/IPを選択してください。 |
その他詳細設定
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•最小通信インターバル
PLCからデバイスの値を受信してから、つぎの送信を行うまでの、パソコン側の待ち時間を指定します。
•最大通信サイズ
最大通信サイズは、各通信の1パケットあたりの最大のパケットサイズです。接続するModbus対応機器の1パケットあたりの最大サイズが小さい場合、まとまった領域の読み込みや書き込み時にエラーが発生する場合があります。そのような場合は、接続するModbus対応機器を調査し、設定値を調整してください。
尚、弊社の通信ドライバでは、通信要求ができるだけ少なくなるようにパケットの最適化が行われます。例えば、複数のタグに連続していないアドレスが飛び飛びに設定されているような場合であっても、最大通信サイズで設定されたサイズに収まる範囲内で通信要求をまとめて処理します。何らかの理由によりパケットの最適化を行いたくない場合は、対象のアドレスの最大通信サイズに「-1」を指定してください。
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機器側で用意されているアドレスマップが飛び飛びになっているような機器と接続するような場合に、存在するアドレスのみをタグに登録して通信をおこなったとしても、パケットの最適化により機器上に存在しないアドレスも含めて一括で通信要求が行われます。ここで、接続する機器の仕様によっては、存在しないModbusアドレスに対する通信要求が行われるとエラーを返してくる場合があります。このようなケースでは、最大通信サイズの設定に「-1」を指定することによりパケットの最適化が抑止され、エラーを回避することができます。但し、パケットの最適化を行わない場合は通信速度が遅くなります。例えば、タグが100個定義されている場合、フォルダの更新周期毎に合計100回の通信が行われます。
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•通信プロトコル
HR(保持レジスタ)への書き込みについて、ファンクションコード16がサポートされていないModbus対応機器については、「ファンクションコード16に対応している」のチェックを外してください。チェックを入れなかった場合は、HRの書き込みの際、ファンクションコード6にて書き込みを行います。
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