接続例【CS1シリーズ】

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接続例【CS1シリーズ】

概要

CS1シリーズとRS-232C接続を行う場合の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

CS1G

通信ユニット

CPU付属ポート

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows7 Professional 64Bit

ツール

CX-Programmer Ver9.04

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

ツールで設定

伝送速度

19200bps

バイトサイズ

7bits

ストップビット

2bits

パリティ

偶数(E)

号機No.

0号機

パソコン側の設定

ユニット設定

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200bps

バイトサイズ

7bits

ストップビット

2bits

パリティ

偶数

フォルダ及び通信テスト時設定

号機No.

0号機

送信元ネットワーク番号

0

送信元ノード

0

送信先ネットワーク番号

0

送信先ノード

0

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

hint

ネットワーク上のPLCと接続する場合以外は、送信元ネットワーク番号/送信元ノード/送信先ネットワーク番号/送信先ノードをすべて0にしてください(CS1 FINS RS-232C特有)

 

 

PLC側の設定

「CS1G」に設定を行います。設定はCX-Programmerなどで行います。

 

1.CX-Programmerを起動して、オンライン接続を行い、PLCと通信できることを確認する
 

2.メニューの「PLC」-「PLC情報」-「PLCシステム設定」を開き、PLCシステム設定画面を開く
 

3.「上位リンク」に以下の設定をおこない、ダイアログを閉じる
c_plc_0200
 

項目

設定内容

通信設定

ユーザ設定

通信速度

19200

パラメータ

7,2,E

モード

上位リンク

号機No.

0

 

4.「PLC」-「転送」-「転送[パソコン→PLC]」を選び、転送を行う
c_plc_0196

 

hint

ペリフェラルポートからではなく、RS-232Cポートから設定を行う場合は、前面スイッチのSW5をONにする必要があります。設定を完了し、実際に通信を行う場合は、OFFに戻してください。

 

c_plc_0802

 

詳細はオムロンの「「CS1G-CPU□□H, CS1H-CPU□□H CPUユニット」ユーザーズマニュアル(セットアップ編)」を参照してください。

 

hint

CPUポートやペリフェラルのデフォルトの設定は以下です。詳しくはお使いの機器のマニュアルを参照してください。

 

COMポート        :PLCを接続する通信ポート番号

伝送速度        :9600bps

バイトサイズ        :7ビット

ストップビット        :2ビット

パリティ                :偶数

号機No.                :0号機

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する

 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0202
 
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0203
 

4.「通信設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0183
 

設定

設定内容

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200

バイトサイズ

7bits

ストップビット

1bits

パリティ

偶数

 

5.その他設定」を開き、チェックが入っていることを確認する
c_plc_0184

 

6.USB-RS-232C変換ケーブル等を使用している場合は、通信異常時にCOMポートがロックされる場合があるため、再オープン設定にチェックを入れる
c_plc_0192

 

7.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0204
 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。