接続例【FPシリーズ】

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接続例【FPシリーズ】

概要

FPシリーズとRS-232C接続を行う場合の設定例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

FP-10SH

通信ユニット

CPU 内蔵ポート

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows7 Professional 64Bit

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

ツールで設定

伝送速度

19200bps



ビットサイズ

7bits



パリティチェック

偶数



ストップビット

1bits

パソコン側の設定

ユニット設定

COMポート

接続する通信ポート番号



伝送速度

19200bps



バイトサイズ

7bits



ストップビット

1bits



パリティ

偶数


フォルダ及び通信テスト時設定

送り先

01

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 

PLC側の設定

「FP-10SH」に設定を行います。設定は側面にあるスイッチで行います。

 

1.側面のスイッチを以下のように設定する
 
c_plc_0427
 

スイッチ

説明

設定内容

Unit No.(.COM 十の位)

0

0

Unit No.(.COM 一の位)

1

1

SW1 BIT1

モデム制御

※右側の設定で「制御しない」

OFF

SW1 BIT2

始端コード

※右側の設定で「STX(02ch)無効」

OFF

SW1 BIT3

終端コード

※右側の設定で「CR(0Dh)コード」

OFF

SW1 BIT4

ON

SW1 BIT5

ストップビット長

※右側の設定で「1bit」

ON

SW1 BIT6

パリティチェック

※右側の設定で「偶数」

ON

SW1 BIT7

OFF

SW1 BIT8

データ長

※右側の設定で「7bit」

OFF

SW2 BIT6

伝送速度

※右側の設定で「19200bps」

ON

SW2 BIT7

ON

SW2 BIT8

OFF

 

hint

Unit No.(TOOL)とSW2のBIT1~5は、ツール接続の設定などで使用するため、弊社Serverアプリケーションとの接続に関しては、設定は必要ありません。

 

hint

「STX 無効」および「終端コードCR」は、固定です。

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する
 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
c_plc_0428
 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
c_plc_0429
 

4.「通信設定」で以下のように設定を行う
c_plc_0430
 

設定

設定内容

COMポート

接続する通信ポート番号

伝送速度

19200

バイトサイズ

7bits

ストップビット

1bits

パリティ

遇数

 

5.USB-RS-232C変換ケーブル等を使用している場合は、通信異常時にCOMポートがロックされる場合があるため、再オープン設定にチェックを入れる
c_plc_0431
 

6.接続テストを行い、接続確認を行う
c_plc_0432
 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。