<< Click to Display Table of Contents >> マニュアル > 機器接続ガイド > 安川電機 > 接続手順(Ethernet) > CP-9200SH/MP2000/MP920/CP-316/CP-317 > 接続例【CP-9200SH】 |
概要
CP-9200SHとのEthernet接続の設定例です。
使用機種
項目 |
機種等 |
PLC |
CP-9200SH |
通信ユニット |
218IF |
設定環境
項目 |
環境 |
OS |
WindowsXP Professional 32Bit |
ツール |
Control Pack CP-717 |
設定詳細
項目 |
設定 |
設定項目 |
設定例 |
PLC側の設定 |
ツールで設定 |
IPアドレス |
192.0.0.2 |
サブネットマスク |
255.0.0.0 |
||
ポート番号 |
10001 |
||
パソコン側の設定 |
ユニット設定 |
IPアドレス |
192.0.0.2 |
ポート番号 |
10001 |
||
フォルダ及び通信テスト時設定 |
CPU番号 |
01 |
※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。
PLC側の設定
「218IF」に設定を行います。設定は前面スイッチとControl Pack CP-717で行います。
1.「218IF」の前面スイッチを以下のように設定
設定後必ずPLCをリセットしてください。
スイッチ |
設定 |
SW1 |
ACT |
SW2 |
すべてOFF |
スイッチの詳細については、メーカーのマニュアルを参照してください
2.「CP-9200SH」とパソコンとを任意の接続方法で接続する
3.モジュール構成を選択する
4.「モジュール構成」をダブルクリックすると以下のダイアログが表示されるので、設定を行う
上画像は9200SH/CP-217/CP-218の順にモジュールを設置した場合です。
5.カーソルをCP-218の列にし、メニューの「ファイル」「スロットを開く」を選択する
上画像はパソコン側のIPアドレス及び相手局ポートは特定していません。
(パソコン側のIP及びポート番号を特定したい場合は、「相手局IP」及び「相手局ポート」を指定してください)。
プロトコルタイプは「拡張メモバス」を選択し、コードは「BIN」を選択してください。
6.メニュー「編集」「自局:TCP/IPの設定」でダイアログを開き以下のように設定する
7.以下のラダーを書く
低速回路のL図面などに以下のラダーを書いてください。
赤い印の部分(9ステップ目と25ステップ目)はコネクションパラメータ設定(前ページの自局ポートや相手局IPアドレスなどを設定するダイアログ)の「CNO」の番号(01~20)とあわせてください。
8.設定を保存し、HDDからCPUへ転送する
転送後、PLCを再起動してください。
パソコン側の設定
Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。
1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する
2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う
3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする
4.「パソコン側設定」で以下のように設定を行う
設定 |
設定内容 |
パソコンIPアドレス |
192.0.0.1 |
パソコンポート番号 |
10001 |
5.「ユニット側設定」で以下のように設定を行う
設定 |
設定内容 |
ユニットIPアドレス |
192.0.0.2 |
ユニットポート番号 |
10001 |
6.「ピングテスト」を選択し、ピングが正常に通るか確認を行う
「Ping test is success~」といったメッセージが表示されれば、テストはOKです。
7.接続テストを行い、接続確認を行う
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。