接続例【FA-M3シリーズ Ethernetユニット使用】

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接続例【FA-M3シリーズ Ethernetユニット使用】

概要

FA-M3シリーズのEthernetユニットを使用した接続例です。

 

使用機種

項目

機種等

PLC

FA-M3V SP71-4S

通信ユニット

F3LE01-0T

 

設定環境

項目

環境

OS

Windows8 Professional 64Bit

 

設定詳細

項目

設定

設定項目

設定例

PLC側の設定

スイッチで設定

IPアドレス(一時設定)

192.168.0.10


IPアドレス

192.168.0.100


ポート番号

12289(固定)

パソコン側の設定

ユニット設定

IPアドレス

192.168.0.1


ポート番号

自動


通信プロトコル

UDP


フォルダ及び通信テスト時設定

CPU番号

01

 

※パソコン側の設定の大部分はユニット側の設定に合わせ込む形になります。

 

 

PLC側の設定

「F3LE01-0T」に設定を行います。設定は側面スイッチで行います。

 

1.スイッチを以下のように設定する
c_plc_0290
 

スイッチ

説明

設定内容(16進数)

条件SW1

データ形式

※右側の設定で「バイナリ」

ON

条件SW2

書き込みプロテクト

※右側の設定で「しない」

OFF

条件SW3

OFF固定

OFF

条件SW4

OFF固定

OFF

条件SW5

OFF固定

OFF

条件SW6

OFF固定

OFF

条件SW7

TCPタイムアウト時回線処理

※右側の設定で「クローズしない」

OFF

条件SW8

運転モード

※右側の設定で「通常」

OFF

IPアドレスSW1

IPアドレス上1桁目設定

※右側の設定で「192」

C

IPアドレスSW2

0

IPアドレスSW3

IPアドレス上2桁目設定

※右側の設定で「168」

A

IPアドレスSW4

8

IPアドレスSW5

IPアドレス下2桁目設定

※右側の設定で「0」

0

IPアドレスSW6

0

IPアドレスSW7

IPアドレス下1桁目設定

※右側の設定で「100」

6

IPアドレスSW8

4

 

 

hint

IPアドレスは16個のロータリースイッチにより設定します。設定はIPアドレスのそれぞれの桁を16進数で表し、設定します。

 

 

hint

スイッチの設定内容等の詳細については、横河電機「Ethernetインターフェイスモジュール取扱説明書」を参照してください。

 

 

 

パソコン側の設定

Serverアプリケーションを用いて、通信設定を行ったPLCと接続を行います。

 

1.ツリーの「Application」-「Driver」を右クリックして、ドライバの追加を選択する

 

2.表示されたドライバ一覧から以下のユニットを選択し、追加を行う

 

c_plc_0291

 

※アスキーモードの通信を行う場合などは、該当するユニットを選択してください。

 

3.追加されたユニット(U01)のプロパティを開き、通信設定をクリックする

 

c_plc_0292

 

4.「パソコン側設定」で以下のように設定を行う

 
c_plc_0293
 

設定

設定内容

パソコンIPアドレス

192.168.0.1

パソコンポート番号

自動

 

5.「ユニット側設定」で以下のように設定を行う

 

c_plc_0294
 

設定

設定内容

ユニットIPアドレス

192.168.0.100

ユニットポート番号

12289

 

6.「ピングテスト」を選択し、ピングが正常に通るか確認を行う

 

「Ping test is success~」といったメッセージが表示されれば、テストはOKです。
 

7.「通信詳細」でプロトコルを選択する

 

c_plc_0295

 

設定

設定内容

プロトコル

UDP/IP(推奨)

 

8.接続テストを行い、接続確認を行う

 

c_plc_0296

 
「接続OK」といったメッセージが表示されれば、接続確認OKです。