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ロギング機能の処理の流れ
サマリアクションによるロギング処理は、以下の①~③の流れで行われます。
①イベント発生
サマリアクションのロギング機能はイベントの発生をトリガとして実行されます。1回の実行で、1レコードがDBへ保存されます。イベントには「定周期イベント」「定刻イベント」「タグイベント」の3種類があります。
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オンライン開始から、指定周期でロギングを行います。 |
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決まった時刻にロギングを行います。毎分や毎正時などの時刻でロギングが可能です。 |
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タグ値の評価によってロギングを行います。 |
サマリアクションのログ機能は1秒周期が最速のログ周期になります。したがって、1秒より高速な定周期イベントを定義しないで下さい。ミリ秒単位でのロギングを行いたい場合はロガーアクションを用いてください。 |
②データ収集
サマリアクションがイベントにより実行されると、ロギングに必要なデータを収集します。
サマリアクションのロギングでは、ロギング処理の実行タイミングの時点でのタグの値(キャッシュ値)が使用されます。タグの値(キャッシュ値)はユニットのフォルダのプロパティ(以下画面)で指定された「更新周期」に従ってPLCと定期的に通信を行うことにより更新されます。イベントによりサマリアクションが実行されると、その時点でのタグのキャッシュ値を収集し、ロギングに使用します。
ロガーアクションでは、データ収集の方法として、前述のようなキャッシュ値によるロギング以外にデバイス値によるロギングも可能です。デバイス値によるロギングでは、イベントが発生する都度、PLCとの通信を行いその値をロギングします。 |
③DBへの保存
最後にDBへの保存が行われます。保存先がCSVファイルの場合、1件毎にディスクに書き出す以外にも、ハードディスクへの負荷を軽減する目的で複数レコード分まとめてハードディスクに書き出す機能(フラッシュ設定)が用意されています。フラッシュの設定はサマリマスターファイル内のCsvFileFlushCountで設定します。