IPLinkクライアントライブラリの接続手順

<< Click to Display Table of Contents >>

マニュアル > サーバ作成ガイド > インターフェース編 > IPLinkインターフェース > IPLinkクライアントライブラリ >

IPLinkクライアントライブラリの接続手順

概要

ここでは、VisualBasic等の開発アプリケーションからIPLink接続を行うための入門的な手順について解説します。

 

ここで紹介する手順としては、大きく分けて以下のとおりです。

 

手順1 サーバ設定

 

タグ登録設定を行います。

手順2 クライアント設定

 

OCXの設定等を行います。

手順3 接続確認

 

VBアプリケーションからの接続を確認します。

手順4 値の読み書き

 

VBアプリケーションから値の読み書きを行います。

手順5 値のリアルタイム表示

 

VBアプリケーションでタグの値をリアルタイムに表示させます。

 

なお、サンプル及び詳細の説明は、VB.NET2010で行います。

 

 

基本的な開発フローは以下のとおりです。

 

c_interface_0121

AddTag

通信を行うタグの登録を宣言します。

タグの登録はオンライン後でも可能です。

c_interface_0126



c_interface_0122

NetWorkParame

Online = True

オンラインがTrueの間、サーバとの通信が行えます。

 

c_interface_0126



c_interface_0123

Update = True

ValueChanged

UpdateプロパティをTrueにすると、自動更新を開始します。

タグ値が変化した時にValueChangedイベントが発生します。

値変化による動的な処理の実装はこのイベントを利用します。

c_interface_0126



c_interface_0124

ReadVal

WriteVal

メソッドを利用したタグの読み書きを行います。

 

c_interface_0126



c_interface_0125

Update = False

Online = False

通信の終了処理はフォームを閉じると自動的に行われます。

従って、通常は終了処理を意識する必要はありません。

 

 

 

hint

コンパイルは32bit(x86)/64bit(x64)どちらにも対応しています。