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デバイスダウンについて
デバイスダウンとはPLCの生存状態を認識するための設定です。
デバイスダウンの検出では、PLCとの通信が指定回数連続して失敗した場合にダウンしたものとみなします。
また、デバイスダウンの状態になった場合、「デバイスダウン中の処理」に従い、PLCが復活するまでデバイスダウン処理を行います。
デバイスダウン中はユニットのシステムプロパティ「Alive」がFALSEになります。詳細はシステムプロパティを参照してください。
デバイスダウンの認識方法には以下の2種類あります。
・リフレッシュ通信が連続して失敗したらデバイスダウンとする(フォルダ毎) ・リフレッシュ通信が連続して失敗したらデバイスダウンとする(ユニット毎)
デフォルトでは「ユニット毎」が選択されています。フォルダ毎にネットワーク設定が異なり、それぞれのフォルダ毎にデバイスダウンを認識したいような場合は、「フォルダ毎」を選択してください。
例えば、RS422によるマルチドロップ接続を行うユニットなどは、フォルダごとに生存状態が異なる場合があります。そのとき「フォルダ毎」を選択すると、フォルダ毎にデバイスダウンを認識し、フォルダのシステムプロパティ「U01.F01!Alive」で個別の生存状態を識別でるようになります。但し、「フォルダ毎」を選択した場合には、フォルダ毎にデバイスダウン検出のための連続通信エラーをカウントするため、デバイスダウン認識までの時間が遅くなってしまう点に注意してください。 |
「フォルダ毎」を選択している場合、「同じ更新周期のフォルダをまとめて更新する」のチェックを入れると、特定のフォルダのみが通信不良になった場合においても、まとめられたすべてのフォルダに対してデバイスダウンの影響を受けます。
(ユニットのプロパティ/詳細設定3)
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