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エイリアスタグについて
エイリアスタグとは、実際に登録されているタグの名称とは別のタグ名称での参照を可能にするための機能です。
例えば、外部のシステムからのタグアクセスを、通常のタグ名と別の名称を用いてアクセスしたい場合などに利用することができます。
例えば、既設のシステムを本パッケージでリプレースする場合に、他社製の既設のOPCクライアントアプリケーション側のタグ名を変更したくないような場合には、本パッケージのタグ(「U01.F01.T01」など)に対して、既設システムのタグ名(「TIC_201」など)でエイリアスして接続することが可能です。 |
サンプルのダウンロード
この機能のサンプルは、以下からご利用頂けます。
設定ファイル:sample01.txt
エイリアスタグ定義ファイル:AliasTag.csv
エイリアスタグの設定手順
エイリアスタグの設定手順は以下のとおりです。
1.タグを定義する
2.エイリアスタグ定義ファイルを指定する
ワークスペースのTagを右クリックして、プロパティを開き、定義ファイルを選択します。
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メモ帳などのテキストエディタを用いて、エイリアス定義ファイルを作成します。
エイリアス定義ファイルのフォーマット仕様は以下のとおりです。
(フォーマット仕様)
[エイリアスタグ名1],[対象タグのフルパス1] [エイリアスタグ名2],[対象タグのフルパス2] [エイリアスタグ名3],[対象タグのフルパス3] [エイリアスタグ名4],[対象タグのフルパス4] ・・・ |
(作成例)
AliasTag01,U01.F01.T01 AliasTag02,U01.F01.T02 AliasTag03,U01.F01.T03 AliasTag04,U01.F01.T04 AliasTag05,U01.F01.T05 |
3.タグモニタを開き、通常のタグとエイリアスタグを設定する
4.オンラインにする
5.タグの値の変化と合わせて、エイリアスタグの値が更新されることを確認する
エイリアスタグを設定すると、実体側のタグパスとエイリアスタグ名のどちらを使用しても、外部(OPCやPanel Browser 等)からのアクセスが同様に可能となります。尚、エイリアスタグに対して値を書き込んだ場合、実体側のタグの値も連動して書き換わるため、参照のみではなく値の更新も可能です。 |