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概要
本章では、日時書式の仕様について解説します。
本章で解説する日時書式は、サーバ側の各種アクションの設定で使用する「日付/時刻フォーマット」とは異なる仕様です。サーバ側の日付書式の仕様については、本マニュアルのアクション編、「日付/時刻フォーマット」を参照してください。 尚、サマリアクションのサマリマスタの集計ログセクションに定義するReportTitleDateFormatについては、本頁の日時書式(フリー書式)を指定することができます。 |
日時書式とは、日付と時刻に関するフォーマットを指定するための書式仕様です。日時書式を指定する場面としては、部品ライブラリの「時計部品」のフォーマットの指定や、画面ライブラリに指定する日時表示のフォーマット設定(たとえばトレンドグラフの日時表記)、あるいはCTimeToLocale(TL)メソッドなどの日時処理のためのメソッドに渡す日時フォーマットなどが挙げられます。
FA-Panelは日時書式の設定を柔軟に行うことができます。世界各国の日時書式での表示のほか、ユーザー独自の書式を設定することもできます。
(ライブラリ部品による様々な日時表示)
日時書式を指定する方法としては、以下の方法があります。
項目 |
概要 |
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システム書式は、FA-Panelのシステム内部であらかじめ用意されている書式です。
日時書式のシステム書式には以下の種類が用意されています。
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ユーザー書式は、ユーザー側で自由な書式を定義して登録することができます。
日時書式のユーザー書式の定義はDateTimeFormatConfルートプロパティに対して登録します。
尚、ユーザー書式の定義にて、システム書式のデフォルト書式(@DATETIME)やISO書式(@ISO)を上書きして定義することにより、デフォルト書式の振る舞いを自由にカスタマイズすることもできます。
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フリー書式は、システム書式やユーザー書式を使用せずに、日時のフォーマットを直接指定する方法です。フリー書式ではOSや各種設定に縛られない自由な書式を設定することができます。
フリー書式は特殊な書式をスポット的に指定したい場合などに使用します。システムとして全体的に共通的に使用する書式については、システム書式かユーザー書式を使用してください。
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日時関連のメソッドなどで日時書式の指定を省略すると、上表のシステム書式の「@LOCALE」(地域書式(自動切替))を指定した場合と同等の動作となります。 |