標準フレームワークとは
標準フレームワークとは、標準で用意されているフレームライブラリの１つであり、汎用的なSCADAアプリケーション開発のためのフレームワークです。
標準フレームワークには、メニュー機能（画面呼び出しの仕組み）、画面のレイアウト編集、関連情報やガイダンス情報を表示するインフォメーションバー、付箋機能、ログイン機能（ユーザ管理）などの高品位な基本機能があらかじめ組み込まれています。又、プロジェクトの新規作成時に表示されるウィザード画面では、画面ライブラリとして提供されている各種主要機能（例えば、トレンドグラフ、アラーム監視、デマンド監視など）を、自由に選択して組み込む事ができます。尚、標準フレームワークを利用して生成されたプロジェクトの事を、「標準プロジェクト」と称します。
（標準プロジェクトの実行例）
標準フレームワークを利用した標準プロジェクトの作成方法については、監視システム構築ガイドの「標準プロジェクトの作成」を参照してください。
又、標準フレームワークが提供する基本機能については、同じく、監視システム構築ガイドの「標準プロジェクトの機能紹介」を参照してください。
標準機能の組み込み
標準プロジェクトには、画面ライブラリとして提供されているアラームサマリやトレンドグラフなどの各種標準機能を自由に組み込む事ができます。
（トレンドグラフが組み込まれた標準プロジェクトの例）
標準プロジェクトの新規作成時のウィザード画面から、プロジェクトに組み込みたい標準機能を選択するだけで、選択された標準機能が自動的に組み込まれます。
（ウィザードの機能選択）
標準フレームワークに組み込むことができる標準機能の内訳については、「画面ライブラリリファレンス」の画面ライブラリ一覧を参照してください。