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スクリプトファイルの暗号化について
スクリプトVer2で指定するスクリプトファイルは、通常はテキスト形式のファイルで保存されています。リリース時に内容を公開したくない場合は、スクリプトファイルを暗号化することができます。
暗号化されたスクリプトファイル(拡張子「enc」)は、Panel ServerのスクリプトVer2アクションのスクリプトファイルに指定して実行することができます。
スクリプトファイルの暗号化は、Panel Serverの「/encrypt」オプションを指定することで行います。
オプションの指定書式は以下に示すとおりです。
FAPanelServer6.exe□/encrypt:変換元のファイル名□/encryptout:暗号化ファイルのファイル名 |
※上記の「□」は、半角スペースを表します。
尚、/encryptオプションを指定してのファイルの暗号化の実行については、他のPanel Serverが動作中であっても問題なく実行することができます。/encryptオプションによるPanel Serverの実行では、画面は特に表示されずファイルの暗号化のみが行われて終了します。
以下は、スクリプトファイルの暗号化の実行手順の例です。
1.暗号化元となるスクリプトファイルを準備する。
今回は例として、作業用にc:\encフォルダを用意し、encフォルダ内に「script.txt」というスクリプトファイルを配置しておきます。
2.コマンドプロンプトを開き、FA-Panelのインストールフォルダに移動します。
3.コマンドプロンプトから、以下のようなコマンドを入力して実行します。
FAPanelServer6.exe /encrypt:c:\enc\script.txt /encryptout:c:\enc\script.enc
※上記のフォルダ名、ファイル名は一例です。
スクリプトファイルを暗号化する際には、暗号化ファイルの拡張子を必ず「.enc」としてください。
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ファイル名の指定では以下のように引用符に半角ダブルクォーテーションを指定することもできます。特に、フォルダ名にスペースが含まれているような場合は、ダブルクォーテーションで囲んでください。
FAPanelServer6.exe /encrypt:"c:\enc\script.txt" /encryptout:"c:\enc\script.enc"
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4.暗号化ファイルを確認する
指定したスクリプトファイルの暗号化ファイルが生成されている事を確認してください。
上記で生成されたスクリプトの暗号化ファイルを、スクリプトVer2のスクリプトファイルとして指定することができます。
暗号化されたファイル(拡張子「.enc」)を、プロジェクトの対象フォルダ内に配置してください。
以下の例は、スクリプトVer2アクションの設定画面の例です。
スクリプトVer2アクションのスクリプトファイルの設定方法には、いくつかの方法があります。詳細についてはアクションリファレンスの「スクリプトVer2(SC2)」を参照してください。
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