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独自のアラーム機能から印刷を行う方法
リモートアラームグリッドコントロールを使用して独自のアラーム機能を作成した場合、アラームデータを印刷する方法としては以下の2つの方法があります。いずれの方法についてもPanel Browserから行います。
1)画面のスナップショットを印刷する
Panel Browserの画面上にアラームを表示した状態で、画面のスナップショットを印刷するという方法です。「PrintScreenshot」ルートメソッドを呼び出す事で、表示中の画面イメージをそのまま印刷することができます。
2)印刷用にフォーマットされたテキストファイルを作成し、外部アプリケーションから印刷する
まず、「SavePrintText」ルートメソッドを使用すると、印刷用にフォーマットされたテキストファイルを作成します。
そして、「OpenApplicationFile」ルートメソッドを利用してメモ帳などの外部アプリケーションを呼び出す事で、上記のテキストファイルを自動的に開いた状態で外部アプリケーションを起動することができます。
印刷処理は外部アプリケーションの機能を用いて行います。
具体的な手順は以下のとおりです。
1.アラームグリッドの内容をスクリプトで取得し、SavePrintTextルートメソッドを利用して印字フォーマットに成型したデータを拡張子「.txt」としてファイルに出力する。
2.OpenApplicationFileルートメソッドを利用し、上記1のテキストファイルを指定して呼び出す。すると、txtに関連付けられたアプリケーションが開く(メモ帳など)。
3.「2」で起動したアプリケーションから印字操作を行い、プリンタに出力する。
標準フレームワークや画面ライブラリなどの標準のアラーム機能には、あらかじめ印刷機能が用意されています。標準の各アラーム機能では、上記「2」の手法で印字処理が実装されています。 |