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アラームマスタの参照設定
アラームサーバーアクションの設定画面には、アラームマスタの参照先を指定する設定箇所があります。
左記は、アラームサマリ画面ライブラリのサンプルに含まれている「Alarm」アクションの設定画面です。
あらかじめ、「server\alarm\master.csv」という参照先が設定されています。
※この場合、サーバ設定ファイル(server.txt)が格納されているフォルダがカレントフォルダとして認識されます。
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アラームマスタのフォーマット
アラームマスタの記述ルールは以下のとおりです。
•1行目:タイトル行
•2行目:フィールドの定義
•3行目以降:アラームの設定(発生条件、メッセージなどの定義)
(記述例)
アラームID,発生復帰,確認,発生条件,コメント0,コメント1,アラームレベル [ALARMID],[RECOVER],[ACK],[ONCONDITION],[CM0],[CM1],[CM2] ALARM-001,y,y,U01.F01.M0000,サンプルアラーム1,軽故障,1 ALARM-002,y,y,U01.F01.M0001,サンプルアラーム2,中故障,2 ALARM-003,y,y,U01.F01.D0000 > 100,サンプルアラーム4,重故障,3 ALARM-004,y,y,U01.F01.M0003 && U01.F01.M0004,テストアラーム5,中故障,2 |
1行目 |
タイトル行。アラームマスタの列の見出しをカンマ区切りで自由に記述することができます。
例えば、以下のように記述します。
アラームID,発生復帰,確認,発生条件,コメント0,コメント1,アラームレベル
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2行目 |
アラームマスタに定義する各フィールドのタイプを指定します。どの列に何のフィールドを定義するのかをカンマ区切りで指定します。
例えば、標準プロジェクトのアラーム監視用アラームマスタでは、以下のように記述されています。
[ALARMID],[RECOVER],[ACK],[ONCONDITION],[CM0],[CM1],[CM2]
ここで、[ALARMID] や [ACK] などの角括弧で囲まれた書式がフィールドを表します。上記の例では、1列目がアラームID、2列目が発生復帰の有無、3列目が確認の有無、4列目が発生条件・・のように解釈されます。
尚、標準プロジェクトであらかじめ設定されているフィールド以外にも、様々な種類のフィールドが用意されています。アラームマスタに定義可能なフィールドの詳細については、「アラームマスタのフォーマット」を参照してください。
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3行目 |
アラームの設定。2行目で指定したフィールドの並び順で、個々のアラームの情報をカンマ区切りで定義します。
例えば、以下のように記述します。
ALARM-001,y,y,U01.F01.M0000,サンプルアラーム1,軽故障,1 ALARM-002,y,y,U01.F01.M0001,サンプルアラーム2,中故障,2 ALARM-003,y,y,U01.F01.D0000 > 100,サンプルアラーム4,重故障,3 ALARM-004,y,y,U01.F01.M0003 && U01.F01.M0004,テストアラーム5,中故障,2 : : :
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アラームの保存期間
アラームサーバーアクションの設定画面から、保存期間を日単位で指定することができます。
基本設定タブの中にある、「アラームのメンテナンスを行う」にチェックを入れ、保存期間を指定します。
標準フレームワークの場合、デフォルトで3650日(約10年間)となっています。
もし、保存期間を変更したい場合は、左記の設定を変更してください。
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アラームサーバーアクションと定周期イベントについて
アラームサーバーアクションは、必ず定周期イベントから呼び出しを行うように設定する必要があります。
例えば、標準フレームワークのアラーム機能の場合、「Alarm」と「Event」という名称の1秒周期の定周期イベントが登録されており、それぞれ、アラームサーバーアクション「Alarm」と「Event」が定期的に呼び出されるように設定されています。
(定周期イベント「Alarm」の実行アクションの例)
尚、この定周期イベントは、アラームを検出する周期ではないという事に注意してください。
アラームの検出は、タグの更新周期に基づいて、タグの値が変化する都度行われます。検出されたアラームは、一旦、アラームサーバ側の内部でメッセージのキューに蓄えられる仕組みとなっており、上記の定周期イベントから呼び出されたタイミングでメッセージキューをチェックし、キューにアラームが存在する場合にディスクへの書き出しやクライアントへのアラームの通知が行われます。
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