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稼働監視とは
稼働監視とは、工場などの機械設備の稼働状況の「見える化」を実現するための機能です。
工場などの機械設備から、運転、停止、異常などの稼働状態を収集し、設備の稼働状況、稼働実績、生産実績などをモニタリングすることができます。
(稼働状況モニタ画面)
稼働監視機能は、PLCやリモートI/Oなどの制御機器から、運転、停止、異常などの稼働状態に関する信号をタグを介して収集することで、稼働状況のモニタリング表示を行います。又、運転時間、停止時間、異常時間、運転回数などの各種集計が自動的に行われるような仕組みがあらかじめ構築されており、設備毎の運転時間、停止時間などをガントチャートとして表示したり、設備の稼働率の算出や、生産の目標値に対する生産実績の進捗状況を表示したりする事ができます。
稼働監視の標準仕様
項目 |
内容 |
説明 |
登録可能な設備の数 |
初期設定30設備まで(最大100設備まで追加可能)
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稼働監視機能では、システム上での監視対象の管理単位の事を「設備」と呼びます。システム上の設備に対して、現実世界の監視対象を自由に割り付けることができます。例えば、生産のための工作機などの機械設備を「設備」として割り付けたり(機器単位の運転、停止など)、生産ライン、あるいは生産工程などの概念を設備として管理することもできます(ライン全体の運転、停止など)。尚、システム上の設備の登録可能数は、標準の設定では30設備までを上限として設定されています(設定を変更する事で、最大100設備まで増やすことができます)。
稼働監視の設備に関する考え方については、「設備とは」を参照してください。
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設備毎に割り付け可能な稼働状態の数 |
1設備あたり最大10種類まで |
システムに登録された設備に対して、監視を行いたい稼働状態(ステータス)を割り付ける事ができます。稼働状態とは、例えば、「運転」「停止」「異常」「呼び出し」「修理中」などのような、設備の状況をあらわすタグや条件式です。このステータスの種類を、設備毎に最大10種類まで設定することが可能です。
設備に対する稼働状態の考え方については、「稼働状態の収集」を参照してください。
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ロギング周期 |
1秒周期 |
設備の稼働状態は自動的にロギングされるようにあらかじめ構築されています。このロギング周期は1秒周期として設定されています。
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集計処理の周期
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1分周期 |
上記のロギングデータをもとに、1分周期で集計を行います。集計処理では、稼働状態が属する集計分類毎のON時間、ON回数などの集計を自動的に行います。
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