導入レベル3)生産実績の把握

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導入レベル3)生産実績の把握

サンプルのダウンロード

このページで紹介されている作成例には、サンプルが用意されています。

 

サンプルは以下からダウンロードすることができます。

 

尚、上記のサンプルには、以下のサンプルデータが含まれています。

 

サンプルデータ:

2017年1月

2018年1月

2019年1月

 

 

概要

ここでは「導入レベル3」として、生産実績の収集を伴う稼働監視システムの構築例を紹介します。

 

■本構築例の説明

 

導入レベル2で紹介した詳細な稼働監視(運転、停止、故障、呼出し、処置中の収集)に加え、生産トリガとなる信号の取り込みを行います。この例では生産トリガをパルス信号として取り込んで稼働監視機能によってカウントアップする事で、生産実績数を把握します。

また、画面から生産目標の設定を行うことで、目標と実績による進捗率の表示を行うことができます。

 

■想定するニーズ

 

対象設備から「運転中」「停止中」「故障」の信号を取り込み、詳細な稼働状況の監視を行いたい。

機側側に「呼出し」「処置中」のボタンを用意して信号として取り込むことで、呼び出しアンドンとしての機能を実現したい。

設備から生産実績の収集を行い、生産目標との比較による進捗状況を把握したい。

収集した稼働状況、生産実績をもとに、「生産目標」「生産実績」「進捗率」「稼働時間」「停止時間」「異常時間」を把握し、分析したい。

 

 

作業手順の要約

下表のリンクをクリックすると、各手順の詳細ページにジャンプします。

 

作業

内容

備考

稼働監視の設計

 

稼働監視を行う対象設備の要件を整理します。

対象設備から取り込む信号を整理し、タグの設計を行います。


プロジェクトの構築とタグ登録

 

標準フレームワークのウィザード機能を使用して、稼働監視を含むプロジェクトを新規に作成します。

標準プロジェクトに対して、対象設備から信号を取り込むためのユニット、タグを定義します。

ウィザード機能による標準プロジェクトの新規作成、Panel Serverへのタグ登録

稼働監視の設定登録

 

稼働監視の設定登録画面から、稼働監視のための設定登録作業を行います。

生産実績の取り込みの設定、目標設定を行い、進捗率を算出できるようにします。

設備登録、稼働状態の収集設定、稼働状況モニタ設定、生産実績設定